山と温泉で遊んでいる人のブログ
ナカガイ人工壁

ナカガイ摂津/開拓について

夜勤明け.寝る場所が無いので,QBし続けるという配慮(?) で帰って寝た.
昼に起きる予定が,4時だった(汗).そこからジム.

垂壁赤■6a+を往復しようと試みるが,スローパーで終わった.
ムーブは解決したので,今後の課題.

水色スラ6bは最後の足上げで耐えられなかった.一番惜しいトライだった.
が,やっぱり狭い.まあ,保持力が足りんと思って頑張ろう.まだやっているのだ!

今日初めて,ルーフから始まるオレンジスラ6cをやった.T本氏は,ピンクスラ6b+を往復 して,そこからオレンジに繋げて登られる.初めはオレンジは12cくらいに感じられたようだが,今では12aくらいらしい.ムーブが洗練されているってこ ろだろうか.繋げて12cくらいとブログを見ると書いてある.オレンジは,少なくとも鳳来の卒業(12b)くらいの難度に思えた.傾斜も同等くらいで,い い練習になるだろう.

スタッフの会話を聞いていると,クライミングは30代かららしい.
どうやら,粘りがついてくる年代だからのようだ.なんて都合の良い説だ!
痛みもあんまり 感じなくなるので,手を離さないようになる.DMで抹消神経障害になったら,登りやすくなるのだろうか・・・とふと思った.あと,やはり継続する年代らし い.若者はすぐ嫌気がさすことが多い.まあそうかな,なるほど.

ギリシャのtopoにKalymnosでのルート開拓の基準が載っており興味深かった.
・ボルトの材質や,1&2ピン目の位置,終了点の作り方,chipping禁止.
・30mを超えるルートなら,60mロープでlower-offできるようアンカーを打つこと.
・核心の手前にはボルトを打つこと.リーチのない人にも届くように打つこと.
・ルート名は基部にペイントしろ.フェルトペンは消えるからダメ.
・ルート名ギリシャ神話からとる習慣があるから,それにならって.
・隣の終了点にクリップできたら近すぎだからダメ.ホールド共有も近すぎの証拠
・ultra-sharpなホールドは磨け.じゃないと,おまえのルートは次,誰も登らんぞ!!
・aesthetic valueがあるかどうか熟考してからドリル使え.
など.

JFAも開拓のguidelineくらい作って基準を公表すべきだな.
けったいなボルトとか,uneducatedに設置されたアンカー設置の仕方とか.
隣とホールドを共有するルートはやはり興醒め.岩弱国だとしても勘弁.

あと,岩場の開拓に関して法的な手続きはどうするか位は示してほしい.
公的な大義名分がfirstだ.地元との交流ってのは,基盤あってのモノ.
某中国のご機嫌とる某国みたいな風景に思えるのは俺だけか.
気分害して,輸出禁止って感じ(゚∀゚)?

自分が登りたいラインだからボルトを打つ,ってのは聞こえはいいが,
場合によっては究極のエゴイズムとも受取れる.
aestheticでないルートなら,他の素晴らしいルートとしてのpotentialがあっても,
永久にぶっ潰されるからね.

外行ってないから,ジムでのトレーニングが板についてきた気がする.
というかこのジムは外岩のトレーニングに十分なり得るから有り難いな.

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