去年11月に私が行ったコースを再び行くことになった.
前日まで忙しくて買い物にも行っておらず,何も持って行く食料が無かった.
深夜に荷物をぶち込んで寝た.当日,食料を駅で急いで購入した.慌ただしい.
この無意味極まりないストックは,もはやネタでしかないw
<行程>
大又8:30~二俣11:10~伊勢辻山14:30~二俣~大又16:50 (8時間20分)
登山口・・・実に怪しい出で立ちだな
先週の寒波のせいか相当な雪が積もっていた.バスで高見山に行く方が多かった.
大又から和佐羅滝までは比較的順調だったが,そこからは雪に覆われた木々に阻まれ,若干キレかけた.
尾根に出ると道も良くなって喋る余裕がでたが,そこから二俣までも結構遠かった.
二俣で余りにもカロリー不足を感じ,クソ冷たいおにぎりを食いまくってしまった.
交感神経がかなり優位なので,胃に内容物が停滞して,苦しい.ぼげぇ~~~~.
ここいらは特に問題なく登れるね
樹林帯と登るとどんどん雪が深くなる
S氏はそこからワカンを装着!えっ!?
私はそんな高等なデバイスは一切持ち合わせていない.雪用のストックもないorz
踏み跡をつけて貰うが,それでも沈むわ沈むわ.谷沿い雪が深い.
なんとか詰めて尾根に出た.そこからも深くて沈みまくる.
持ってきたストッ クもなんと雪対応しておらず,完全にゾンデのように沈んでいく・・・
クソの役にも立たない.そんなこんなで,終に発狂してしまった.
きえぇぇぇぇぇっっーーー.
三度小屋辻から伊勢辻まで夏時間では10分らしいが,今日は1時間以上もかかってしまった.幾度もなく発狂してしまった.凍ってたほうがずっと楽でいい.
途中からS氏にストックを借りたら,だいぶ浮力が違った.精神状態が改善した.
伊勢辻で荷物をデポし,山頂へ向かった.あここはあっさり.
頂上についたのが結構いい時間だったので,さっさと引き返し下山した.
下山は踏み固まっているので,比較的楽だったが,やはり登りで使った大腿四頭筋の筋肉痛がひびいた.
帰りは,滝の方には下らず, ハイウェイを直進して,最後で仕事道を下って終了.
久しぶりに日没近くまで歩いた山行だった.
そのまま二人で私の家でサッカー見て寝た.
翌日は激 な筋肉痛でジムに行くと着地できなさそうなのでやめた.確実に捻挫する.
雪山はやはり精神衛生上よろしくないことが多い(特にラッセル).
泊まりなら尚更.時には美しいランドスケイプに出会えるかも知れない.
しかしそれを凌駕しうるQOLの低下に耐えられる精神があるかどうか.
雪崩のリスクも最終的には賭になってしまうことは否めん.
現代の若者の間でもはや雪山が流行らんのも必然な気がした.
私も,これで雪は終わりだろう.Farewell.また気が向くときまで.