3連休の最終日くらいは自然をエンジョイしようと,雪の舞う奈良の山へ.
今回は旧柳生街道を歩いて,特別天然記念物かつ世界遺産である春日山原生林をぶらついてきた.
近場でボルダリングとかも考えたが,やはり歩きという原点へ戻りたくなった.
曇り時々雪という寒い天気だったが,その分人も殆ど皆無で楽しいハイキングができた.
cameraを忘れたため,バカホのちゃちカメラ(しかも設定が狂っていた)で撮影のため醜く酷い.
【CourseTime】
11:30頃 近鉄奈良駅→奈良ホテル→破石町バス停→滝坂の道→首切地蔵→峠の茶屋13:20
→芳山14:00→地獄谷石窟仏14:30→首切地蔵→春日奥山遊歩道→春日大社15:20→近鉄奈良駅
概念図
4度寝くらいしてから10時過ぎに起きて,1日を無駄にしないためにも,iPadを広げる.
以前から行こうと思っていた春日山原生林のガイドを確認し出発した.
最近,プロトレックとiPad,バカフォンで山に行くという組み合わせが多くなってきた.
コンパスやら地形図を使う機会が激減している・・・が,文明の利器は最大限に使う人間なので気にしない.
朝日観音 1200年代のものらしい
バス停から沢沿いの登山道に入り,石仏達を通過しながら首切地蔵前に出た.
沢の水が粋な雰囲気を醸し出していた!ここは15年ぶりくらいに再訪.
綺麗な東屋とトイレが出来ていた.世界遺産の為せる業か.
首切地蔵,由来は忘れた(訪れて読んでみて)
分岐から春日山ドライブウェイを横切って,峠の茶屋へ向った.
古い建物で,中でも息が白かった.土間でうどんと甘酒を1000円ちょっとで食った.
芳山への行き方を教えてくれた.だれも居なかった.この時期が一番人が少ないらしい.
暫く談笑して出発.この寒いのに出迎えてくれたことと,歴史に敬意を表し金を払ってきた.
綺麗なトイレの前から延びる竹藪の中の道を進んで芳山に向った.荒れていて,マイナーな山っぽい.
鹿よけの扉を開けたり,アップダウンしながら芳山頂上(517.9m)に到着.景色はなく,見所のない山だった.
そのままテープに沿って真っ直ぐ進み,南峰を通過し快適に下ると,茶屋より手前の石切峠分岐に出た.
地獄谷石窟仏
帰りは地獄谷石窟仏を見て帰った.尾根からの景色が爽やか.
下った沢筋のゴルジュが結構発達していて,飽きさせないコース.Excellent!
地蔵前からは,右岸の春日奥山遊歩道を走って下った.
春日大社境内の図
春日大社に立寄って,一年の稼ぎ時に向けて準備を進めているスタッフを見ながら通過.
この時期に訪れる人は少ないと思うが,一年の締めにお参りするのも一つの考えだと思っている.
わざわざ正月に人混みの中,詣る意味もないし.そのまま奈良公園内をぶらついて帰っていった.
春日大社内を闊歩する鹿さん
次回は・・・柳生あたりを歩いてみようかな.まだまだ歩きたいところはたくさんある.
低山で一見つまらなさそうだけど,この時期の清々しさは際立っている.人も少ないし.
ということで次の散歩も期待していよう.