コースタイム
入渓点8:05~第一支流出合9:20~F.25m10:15~上部ナメ11:30~二俣12:40~稜線13:30~駐車場15:30
新人Nを沢に連れて行こうと思うが,なかなか時間がないので,同期Sとともに平日に連れて行ってしまった.
やはり簡単な南紀の沢がよさげなのでとりあえずアプローチの比較的楽な熊野川の白見谷へ.
前日の出発が23時だったので,7時半まで道の駅で爆睡.駐車はR168の路肩というか崩壊した広場.
廃屋と滝が見える.入渓したものの,どうしてなかなか滝が出てこない.
というかゴーロばっかしで面白くないのにも限度っちゅうものがある.あまりの退屈さで何も覚えていない.
ホンマにこの沢でよかったんか?と不安になった.こんな展開ネットで見かけたことあるぞ!
稀少な綺麗な風景
支流出合のナメ滝でちょっと景気付いた.が,よ~く見てみるとたいして綺麗じゃない( `∀´)
下段は直登,上段は右巻きでさっさと片付ける.そこからまた至極退屈な沢.
何もない沢をひたすら登っていくだけ.おまけに暗い.
鬱っ気が出て きたが,しばらくして上部が開けたナメ滝25m出た.水流は少ないが,なかなか綺麗だ!
登れるはずもなく,右手を巻く.思っていたよりもしんどい巻きだっ た.N君はよく登ってくれた.
斜めになった滝の落ち口にでたので,自分がロープを出して対岸までリードをすることにした.
結構時間がかかってしまった.3 人での練習なんて皆無だし.
支流初っ端の滝,上段
綺麗なフェイスを流れるF.25m
この滝の上からナメが延々と続いている.これは素晴らしい.★をいっぱいあげちゃおう.
3段のナメ滝の最上段でロープを出した.プロテクションは木でとれまくり.さっさと登ってナメを突き進む.
今日のハイライトのナメ滝
初っぱなの沢でN君にはやらしいスラブを登らせまくってしまった.彼は放っておいても登るが(笑)
この長~いナメを終えて水が無くなったら,すぐ稜線に出たの でここで終了.
帰りは第1と第2支流の間の,テープベタベタ尾根を下りる.Highwayの名がふさわしいだろう.
綺麗なナメは確かに楽しいことは楽しいが・・・
やっぱり沢は滝とゴルジュ,登攀がないとつまらん感じはあるな.