Monch (4,107m)が近い!
Grindelwaldにこれば皆必ずは行くであろうJungfraujochユングフラウヨッホへ登山電車で上がってきた.
この登山列車はヨーロッパで標高が一番高い鉄道.
晴れていればどれほど美しいことだろうか...
クライネ・シャイデック駅(Kleine Scheidegg railway st.)までバスで移動した.
登山列車はトップ・オブ・ヨーロッパ Top of Europeと謳っている.
確かに半額で81CHF(約6400円)と半端無い.料金も最高に高い。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
全てがガスの中でアイガー北壁はおろか,数十m先も見えない.
が,Matterhornを登った身からすれば,そんなことどうでもよかった.
途中,アイガーヴァント駅(Eigerwand bhanhof) 5分ほど停車してアイガー北壁の窓から外を見られる.
壁の岩質は良さそう,の一言.それ以上は見えない.
展望台からも何も見えず.雲の王国(^∀^)
アイスメーア駅Eismeer St.にて
アレッチ氷河が広がる
?スフィンクス展望台へのエレベーターはすごい混みよう.うんざりする.
晴れていれば並んででも登ったと思うけど,この天気じゃなあ・・・.
日本語表記ばっちり
ユングフラウヨッホ駅に着いた
ユングフラウヨッホ駅の外へ出たら,丁度Monch(メンヒ)が見られた.
ZermattBreithornのGrindelwaldバージョン.簡単に登れる4,000m峰(4,107m).
実際,至極簡単そうだった.隣のアイガーは3,975mなので,さらに低い.
意外と小さく見えてあっけにとられた(だが山は高さが全てではない!)
ちなみにMonch=修道士,Jungfrau=処女,joch=鞍部colという意味.
後ろがMonch
寒いしガスっていては,誰も駅から出てこない
帰りにアレッチ氷河をくりぬいて作られたアイスパレスIce Palaceを歩いた.
まあ観光って感じだなあ.
滑る滑る
氷の彫刻
クライネ・シャイデック駅に下山したときには雨が降っていた.
雨のテント生活は疲れる.明日は二人のパートナーとはお別れ.
残りは私一人で気ままにフランス・シャモニーをぶらついてみようと思う.
アイガーは今ではフリーで登れる.すごく魅力的だ.
いくら標高が高くても,もはや歩いて登るだけの山には興味が湧かない.
それよりも岩を登ることの方がずっと惹かれる.
10年後の目標を見つけた.アイガー北壁のフリーにしようと思う.
頂上までは行かない.稜線まででもいい.十分だ.
新たな目標ができたこと,これでさらに飛躍できる.
このときまでクライミングを続けているかな?