25年位ぶりに奈良県山添村の鍋倉渓(奈良県天然記念物 )と神野山に行ってきた。躑躅(つつじ)の時期は終わっていたが,吹き抜ける清々しい風,360度広がる美しい山々,鍋倉渓の奇異な姿,羊たちに癒やされ旨い飯を食う。素晴らしい場所であった。
今日も懲りずに朝食抜きのままフォレストパークへやってきた。名阪国道でアクセス良好。昔々親父と来たとき,近くの売店かどこかで購入した草餅の賞味期限が切れていてしかもカビが生えていたというエピソードがあったのを未だに記憶している。子供の記憶力は保存期間が長い。
駐車場の使用料をドネーション箱に入れ,フレッシュな草餅を買って出発した。思った以上に涼しかった。長袖着てきて良かった。半袖だと山をなめるな!とか言われそう(^0^;) 鍋倉渓は右岸に遊歩道がかかっているので歩きやすい。一度見たら忘れない光景というやつか。
県立月ヶ瀬神野山自然公園に指定されている山添村の神野山の山腹には、沢筋に沿って500m以上にもわたって大小の黒い岩が連なる「鍋倉渓」があります。昔、神野山の天狗が伊賀の国の青葉山に住む天狗と喧嘩をして、青葉山の天狗が手当たり次第に草木や岩を神野山に向かって投げたため、飛んできた岩で鍋倉渓ができたという民話があります。岩の下流れる伏流水は、「やまとの水」にも選ばれています。
Cited from http://www.pref.nara.jp/46472.htm [Accessed: May 19, 2019].
山頂から下ること15分くらいで牧場に着いた。特段目立つ物がないこぢんまりした牧場なのだが,妙に落ち着く場所だった。ファミリーで来ると楽しいよ。
3時間かからずに戻ってきたので,併設の「映山紅」で大和山地を眺めながらビュッフェを戴いたが,これがかなり質が高く価格以上の価値があった(やはりシェフが実力者であった)。仕事柄高価で旨いものを食う機会がそれなりにあるが,私の求めるスタイルはやはり「地場の自然に身を置いて,安く,旨く,そして楽しく」だね。