蓬莱峡/クライミングデビュー
師匠と二人で蓬 莱峡でクライミングのトレーニング行って来た.
この日からクライミングという遊びにどっぷりと浸かってしまうことになる.
はじめに器具の使い方やビレイの仕方なんかのレクチャーを受けた.
いかにパートナーと息が合っていなければならないか身にしみるように分かった.
師匠曰く,しっかりした道具を使うことは相手への誠意である.非常に納得(゚д゚)(。_。)
ハーネスの装着は夏の沢以来で,着け方が頭の中からほとんど消えていた.
またザイルをハーネスに結ぶのにも手間取った.まことに情けない.
登攀はシングル ロープで,師匠がリード,私がフォローで登った.
パートナーが登っている間は常に相手を観察する必要があり,
相手の動きと共にザイルを出したり引いたりとかなり集中力を要するものだと初めて知った.
またビレイ中はずっと上を向いているのでかなり首に負担がかかったし,
ザイルを持っているのもなかなか筋力が 要った.
堰堤のあたりをセカンドで登った.
クライミングシューズはフリクションが強くて面白いほどに登れていく.
登りきったときの気持ちよさはこの上ない.これを色々なルートで何回も繰り返た.
最後に懸垂下降の練習に移った.エイト環を用いたが,前回よりも少し高度で新鮮だった.
今回は一対一で6時間ほど練習を続けることができ,自分にとって非常に有意義な一日だった.
クライミングのテクニックは数知れないほどあり,今後それらを身に付けて正確に
迅速に使えるようになれるよう努力したい.いい加減なやり方で死ぬのだけはごめんである.