温泉分析の旅で湯ノ口温泉へ行ってきた.
このあたりは三重県,奈良県,和歌山県(飛び地もあり)が密接するエリア.
阪和自動車道からR311という快適な道で熊野へ.R311は快適なんだけど,どうも緊張感が湧かない.

湯ノ口温泉の横に軌道が敷かれていた.鉱山鉄道の跡だった.まさか温泉周辺が鉱山で繁栄していた町とは露知らず.私の好きな絵本「しんりんてつどう」(みねむらかつこ 1977 福音館書店)の挿絵のような雰囲気がたまらない.

帰りに熊野ボルダー(瀞流荘エリア)を訪問して森林浴をしてきた.誰も居なくて静かすぎた.
色々写真を載せておこう.


乾燥まむしウマ抗毒素の薬価を調べたら約11万円もした・・・



温泉を堪能しGマップを見ていたが,たまたま熊野ボルダーが出てきた.BOX(Dropboxじゃないよ)からトポを引っ張ってきてみると,どうやら夕陽エリアのようだ.さらに近くに瀞流荘エリアというものが載っていたので見学に行くことにした.
初めての場所は全然分からない.トロッコ駅に駐車して山の方へ進むとエリアの入り口が出てきてほっとした.

その場で入山届けをQRコードで提出し山中へ.トレランのコースになっていて快適そのもの.途中の分岐に矢印の板が置いてあった.字は風化で消滅していたが,多分林の方へ入るのだろうと長年の勘で左へ.ドンピシャでエリアにでた.

あれ?誰もいない・・・
全体的にどうも自然に返りつつある感じが否めない.人,来てる?
とはいえ登られているものはあるようだった.
クライミングシューズがないので,超簡単な8級か7級くらいを登ったけど楽しかった(^_^)



帰りに駅の待合室に飾ってあった資料を閲覧した.
これだけでも個人的には訪れた価値があった.我が日本国の産業の礎を築いた森林鉄道と鉱山鉄道の資料はいつ見ても心躍る.





帰りは奥瀞から池原貯水池,下北山村とR169を通って返った.
このルート,文字通り道沿いに下北山温泉(きなりの湯),上北山温泉,川上村温泉(杉の湯),宮滝温泉,中庄温泉と一杯あるから枯れ果てるまで温泉入れる贅沢ルートなんだわ

おくとろ温泉は巡り合わせが悪く未訪問なので近いうちに訪れたい.