Members:師匠,Mr.H+私
所要時間:5時間
私にとって2年ぶり2回目の沢である.沢の感覚をすっかり忘れているところへ,南紀の初級かつ評判のいい栂谷(とがたに)に同行でさせてもらった.前夜泊だったが,ぐっすり眠れた.持参したエアー枕が途轍もなく役に立ってくれた.
8時ごろ入渓.初めは苔生す岩のフリクションに戸惑った.調子に乗ってナメを適当に歩いていると,ツルっていって滑ってしまった.どんどん滑っていく!
初っ端から釜に全身浸かってしまった!
心臓が止まるかと思った.
というわけで慎重になってしまい写真が少ない。


ヤケベ嵓からまた綺麗なナメが続いた.初めての光景だ.滑りたくないからなるべく水から離れて歩いた.途中倒木とかで結構荒れている感があったが,そんなものなのか?まあいいや.

ガンガラ滝の横を軽く登り,続くナメを幾つか過ぎたら源流の雰囲気が出てきた.詰めはやはりしんどい.まだ5月なのでいいが,これが真夏であったら発狂するかもしれないな.



烏帽子山に着いたのはまだ12時前だった.靴を履き替えて一気に下山して1時間ちょいで車にたどり着いた.荷物の整理をしている最中に雨が降り出してきた.今年は去年のブランクを一気に埋めてやるぞ!!!
<Discussion>
1. 枕は必須である.なんかしらんが眠りが変わったぞ!一度も目が醒めなんだ.
2. フェルトは苔生す沢ではやはり有効のようだ.濡れていても乾いていてもフリクションは意外とよかった.
3. 遡行図のラミネートはexcellentだった.これ無くしては沢にいけないな.
4. ナメナメは侮るべからず!滑ったらどこまでも滑っていく(笑) 本当に恐ろしいよ.
5. 手袋は必要.ビレイのときも要るし,意外と水が手の甲に当たるとちめてぇ.