庵の谷/台高山系 宮川水系
34°21’19.4″N 136°10’35.2″E
駐車場(林道終点)5:50→二俣(639m)6:15→源流部7:55→大熊谷ノ頭9:25→作業道9:50→林道終点10:40 (4時間50分)
実に6年ぶりに沢靴を履いた!!
無性に歩きたいと思い立って急遽一人で簡単な沢に行ってきた.
蓮界隈の谷で「庵の谷」という.コウセン滝が見物という噂を聞きつけて行った...のだが肝心の滝がよくわからず,終始平凡な沢歩きになった.
源流部の様子
下調べが適当すぎたか.右俣と左俣と間違った?
左俣とったんだけどなあ...水が超少ない「これ滝?」みたいなのは二俣の中央くらいにかかっていたんだが,もしかしてそれか???
詰めの自然林と台高の山深く美しい縦走路には満足した!!
真夜中の林道を走るのも何年ぶりだろう・・・怖い怖い.
途中,真横の堰堤から水が流れ落ちる音と様は迫力がありすぎてちびりそうだった.
我が愛車,中古型落ちインプレッサがぐいぐい登ってくれた.
資産価値は皆無なので気遣いせずガンガン痛めつけられる.
最初の堰堤を越えた
仮眠をとり,5時に起床.以前のシエンタよりも快適車中泊ができた.
初めの巨大堰堤は右岸から巻いた.ぎりぎりのラインを巻いたが,最後のパートが堰堤のちょうど手前で滑ると堰堤の下に落ちる・・・久々の緊張でちょっと躊躇した.どうやらいい作業道があるらしい.
F.8M
しばらく行くと8M程度の滝が出現.右手から登れそうだと近寄ると古いトラロープが垂れ下がっている.切れたらいやなので使わずに登る.
その後も複数の滝が出現し,適宜巻いたり登ったりしたながら進んだ.特段目を引くような滝ではなかったので写真は撮っていない...
1つめの二俣
顕著な二俣が出現.まずは左俣へ.水量は1:1くらいか.
その後の記憶が曖昧だ・・・しばらくしてもう一発二俣が出現し,ここは左俣が急峻かつ水量も少なく残念に見えたので右俣へ行った.
この間にもう一個二俣があって左俣を選んだ・・・気がするが(全然覚えていない 汗)
おそらくここの右俣が滝だろうね(本当かなあ).
ということで,コウセン滝を見ぬまま凡流を進み,源頭部へ到着.
自然林が美しいから万事OK.
ここが源流部
迷岳からの縦走路から北に延びる尾根のColにドンピシャで突き上げた.
初めは自分の現在地位に自信が持てなかった.理論的には問題ないはずだが,久しく地図を読んでいないと勘を取り戻すのに少し時間がかかった.
縦走路の途中で
比較的なだらかな台高らしい尾根を一人静かに歩けたのがよかった.
大熊谷ノ頭(1190m)で方向転換をし,西北西の尾根に入った.
大熊谷ノ頭にて
基本的には迷わないが,1114m手前付近で枝尾根が張り出しており,ボッとしていると入り込みそうになったが,方角と傾斜で直ぐに気づいた.見上げるとテープはしっかり巻いてあった.
地形図はやっぱり読めないとダメだね.
作業道の終点に降りてきた
右手に林道が見え始めると直ぐに終わり.作業道に降りて,後は下るだけ.
フェンスや鹿除けフェンスが設置してあるので,扉はしっかり閉めておいた.
ヒカゲノカズラが日光を求めて匍匐している!
林道をだた下るだけで車に戻れるの素晴らしさ.
昼前には戻ってきたので,11時過ぎから貸し切りスメール温泉につかり,快適に帰宅できた.
久々に夜の林道を走ると恐怖におののくね
蓮ダム 上流の川縁を工事していた
次回はもうちょっと難度を上げてみようと思う.
遊び相手に後輩も誘ってみよう.