山と温泉で遊んでいる人のブログ
O-WALL沢登り台高山系(沢)

武木川/台高山系からのO-WALL

今年は既に台風により 二度沢登りが流れていたが,今回ようやく実行に移せた。日帰りなのでお手軽な武木川へ後輩をつれて沢遊びをしてきた。初級の沢で難所はないが,小滝の直登はほどよいボルダリングとなって結構遊べた。

ハイライトのナメ(左に古い石垣)

8:55駐車場→杉谷堰堤9:20→3段の滝9:40→ナメ10:15→2段10m滝10:40→林道11:10→駐車場11:45(2時間50分)

GPS log

登りたりないから大学へ寄って久々にO-WALLで遊ばせてもらった。年季が入っている。

いかれたボルトが目立ってきた

沢の初心者をつれて行く目的で前鬼川,赤木沢と計画していたが,2回ポシャっていた。でも今回も曇天で,沢中は小雨に降られた。沢も薄暗く,美しさは半減だった。

駐車場(林道作業用か)
出だしは平凡な河原歩き

ようやく滝らしい滝が出てきたが,釜が深く泳ぐ気にはなれないので簡単に左岸から巻いた。良い道がついていた。晴れていたらさぞ綺麗だろう。

初めてのまともな滝は右岸巻き
3段斜爆は左手から直登

3段斜爆を直登したらすぐに8m滝が出てきた。ここは素直に左岸から巻いた。踏み跡良好だが,落ちると大変なので沢が久々の私は緊張した。その後は小滝が連続するので登って順調に高度を上げていった。

結構登れる箇所が多い

深い釜をたたえた6mほどの斜爆は,右岸からトラバースし,滝の左手を少し細かいホールドで登った。後輩が突っ込んでいくので,落ちても死にはしないということで見守っていた。無事クリアしたのでなにより。緊張感の中にある面白みを感じていただけただろうか。

ここは左手からトラバースして直登
再び平凡となる

小雨が激しくなってきた・・・陰気臭い。岩のトンネルを越えるとナメ滝が現れた。彼はナメの釜で遊んでいた。意外と深そうだった。右岸の石垣は立派だ。現在でも林業で手入れされているよう。

ハイライトのナメ(左に古い石垣)

ナメ滝を越えると川にかかる作業用と思われる手作りの木橋が見えた。これをのっこすとあとは平凡な河原歩き。雨がようやくましになってきた。

更に平凡な河原へ

林道が左手に見えてきたら唯一の大滝。とりあえず上段の滝壺へ上がった。せっかくロープを持ってきたので,沢での登攀の雰囲気を味わってもらった。右岸の傾斜の緩い部分を2ピッチに区切って登ってみた。彼はビレイ未経験なので私はソロだが特に問題となる部分はなかった。30m非防水のジム用ロープなので細くも軽くもないし微妙な取り回しだった。

最後の10m滝

滝の真横がまさに林道なだったので仕方なく終了。集落の真ん中を抜けて駐車場へ快適に下山した。帰りは中庄温泉でくつろいだ。いつ来ても飯が旨い。

登り足りないので大学へ寄って1時間ほど登ってきた。3-4Qでも手詰まりになること多し。弱さが如実に出てしまった・・・情けない。rotator cuffも廃用が進み,無理に押さえ込んだら損傷しそうに感じた。急がず地道にトレーニングしようと。

数々の段クライマーを排出しているO-WALL
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