奥穂高岳山荘から涸沢経由で上高地まで一気に下山した.
高山病の彼も回復してきたようで何より.
やはり高度を下げるのが一番の治療みたいだ.
涸沢カール・陳腐な写真ながらもやはり美しい
3日目
起きたら4時40分だった.若干寝坊か.
撤収は師匠の影響か,いつの間にか早くなった.早いことは素晴らしきことかな.
朝の撤収は結構体力を使うよね
トイレに行って戻ってくると,涸沢に下りることが決定されていた.
他の後輩も内心さぞかし喜んだことであろう 笑
ということで涸沢に向けてザイテングラートSeitengrat(=側稜)を一気に下る.
こんなとこに固有名詞のように独語を使わんでもよかろうに( ´_ゝ`)
仲のよい姿はいいですね
涸沢のテント場・・・カラフルで絵になる
ここもゴールが見えているが,一向に近づかない.雪渓を一気に滑りたい気分.
途中で雪渓ルート(=パノラマルート)に勝手に入って,独り爆走してしまった.
涸沢で休憩して,横尾を目指して先頭切ってまた一気に下った.
初めて見る屏風岩は,El Capを風化させたようで笑えた.
快適にカールを歩けた
屏風岩 大きいなあ
屏風岩が見えてきたあたりで彼は高山病からリカバリーしたようだ.よかった.
横尾からまた独りで暴走してしまい,徳沢~上高地は50分弱で歩けた.2時間は観光者向けコースタイムか.
横尾大橋
はっきり言って穂高連峰はボロボロ岩と落石,ガレ場だけ.風景も変化が乏しい.
尤も冬は価値が高そうだが.先日行った白馬があまりにも素晴らしすぎたせいであろうか,そのギャップに苦しめられた.
お花畑を愛でるのが大好きな自分は,花の百名山巡りの方が性にあってそうだ.
でもまあとりあえずジャンダルムは行っておきたいかな.
梓川はいつ来ても美しい
帰りの電車は,何もしていないのに疲れた.
時間つぶしの秘密兵器,いやーのーとを読んで時間をつぶすしかない.電車は正直もうええわ.
この3日間,後輩らに楽しんでいただけたかな.思い出に残ってくれれば本望ですよ.