富士宮口6:20→富士山頂上9:20→お鉢周遊→富士宮口
トレーニングとして山開き後の富士山へ.人多すぎで疲れた.
これほど退屈な山があろうとは!!
富士山頂にて
夜中1時頃に着いて駐車場に入るが,ほぼ満車状態.衝撃の事実だった.
テントで寝る・・・が,3時頃からなんだか登山者らが一斉に出かけていくようで,かまびすしい.
結局殆ど眠れずに6時前に出発しバスで移動.不健康極まりない.
2ヶ月の間に雪が全部溶けていた.あれだけの雪はいったい何処に行ったのか.
登山者の行列は,渋滞という言葉が全くもって相応しい.こんな行列登山は初めて経験する.
出だしは例によってかなりゆっくり歩いたが,それでも先行者を抜かざるを得ない.
6合目から分かれてペースアップ.やはり8.5合目から9合目あたりかグッと違和感がくる.anemia気味になる.
3時間ジャストで郵便局前に出て,1時間ほど寝ながら待った.
アイゼンやらテントやら7kg背負って1400mの高度をジャスト3時間で稼げたのでまずまずといったところ.
空身なら2時間台で十分.それにしても何にもないクソつまらない山だった.景色は同じ,植物は無い,道は埃っぽい.
渋滞で前に進めない.狭い岩場でも突っ込んでくるから通過障害しばしばで,危ない上に更に渋滞.
雲より高い富士山でした(´∀`*)
お鉢周りに出かけた.剣ヶ峰では写真待ちの行列が続いていた.電気店オープニングセール前の行列を彷彿させる.
今回は素通りした.前回は雪に埋もれていた小屋だが,今日は土産やら何やらをたくさん売っていた.
祭りの夜店より賑やかだった.ゆっくり目に歩いたが,あっという間に一週して,そこから下山.
行列が続く上,あまりにもスピードが遅いので抜くしかない.あのペースなら遭難しかねない.それでも行列に捕まる.
歩くと砂煙が舞い上がり,間を開けて歩かないとまともに喰らうはめになる.喉が痛い.マスクが必要.
結局1時間50分で下山.最後は単調すぎて走る気力もなかった.始終景色が同じで鬱になりかけた.
剣ヶ峰への登り.すぐ着く.
リムジンバスの待つ人も行列だった.炎天下の中,日に焼けながら待ち続けた.
ようやく車に戻ったのは4時半頃か.この時にはガスが出てきて山が隠れていた.
日焼け止めを塗っていなかったので,サングラス跡がついてしまった.
これが有名なお鉢らしい
若者の数が北アとかに比べると,数十倍の多さだった.それ以上に子供連れが想定外に多かった.
こりゃ下手したらabuseだわ.白馬やら栂池,立山のほうが絶対素晴らしいと思うのは気のせいか.
子供の頃,富士山に連れてこられなかったことに感謝した.来てたら山に憎悪の念を抱いていたに違いない.
今回でSwitzerlandまでのトレーニングは終了.
Matterhornでは3-400m/hで高度を上げる体力が要求されるようなので,その点ではクリアしてるかな.
Solvay Hütteまで行くも,時間切れで降ろされるという話も多い.あとは高山病と天候次第.
とにかく全力を出して,無事登頂を終えたい.