<DAY 2>
七ツ釜滝から堂倉谷を経て日出ヶ岳まで歩いた.崩壊地の通過が少々面倒くさかった.大杉谷の碧色の渓谷を堪能できる素晴らしいルート.
<Day2>
七ツ釜滝6:10→光滝7:15→堂倉滝8:05→日出ヶ岳11:20→大台バス停11:50
(コースタイム:5時間40分)
七ツ釜滝を拝んで6時過ぎに出た.光滝付近が相当崩壊していたが,簡単なボルダーを越えていくだけなので前日よりは楽だった.
歪んだ 堂倉吊橋を渡ると見覚えのある風景に出た.堂倉谷の入渓点.滝を見ながら休憩した.ここからの登りは2度通っているので長いことは知っていた.しかし気温がまだ低い分さほどしんどい思いはせずに,2時間で日出ヶ岳に到着.それにしても今日はS氏の動きが予想以上に悪かった.いつもの切れのある俊敏な動きがなく,老年症候群ともいうべき典型例のようなお姿に思えてならなかった.次のお言葉を思い出した.
やっぱり,山にずっと登っていなければすぐに脚力が衰えていくのだろう.私も今がピークだろうな.最後の登りで私はいつものように息をゼイゼイ切らせて歩いていたが,苦しいなどとは微塵も感じなかった.
某 T氏のHPより引用
恐ろしいお言葉である.私もこの一年間のうちに底上げを図っておかねばならない. 登るのを辞めて,過労と過食,運動不足に陥れば,もはや“オシマイ”であ る.ここでMr.GODは大台周遊に出かけたので,先に食堂に戻りソバを食ってゴロゴロしていた.14時半のバスに乗って無事山行を終えた.
大杉谷は一度は行っておきたいルートだと思うが,少々というかかなり人臭さの漂うルートであった. 一度行けばもういいっていう類のルートに思えた.
さて今年はもう一回台高を縦走してみようと思う. 今年は少し山に回帰してみたい.まあ口だけになるかも知れないが(;´∀`)
大阪にいると全く奈良の山に行く機会とモチベーションが全く上がらない. かといって西方の人混み山へ行く気も起きない.いや,それ以前に交通の便が終わっている.どうなることやら.