林道終点8:40→琵琶の滝9:30→登山道分岐10:00→山頂12:30→水場の滝13:45→林道終点14:30
大峯北部で主稜線からやや外れて屹立する百合ヶ岳(1346m)に登ってきた.滝あり,岩あり,泥臭い急登あり,尾根歩きありと変化のある素晴らしい山でリフレッシュしてきた.
前回に引き続いて大峯に相棒「2」を誘って行ってきた.最高の登山日和(日光が非常に強いが)なので,山では誰とも会わなかった.
走り慣れた道を久々に飛ばして9時前に到着.反時計回りルートに予定だが登山口がなかなか見つからない・・・林道には立ち入り禁止の看板がある.仕方なく琵琶の滝から拝むことにした(結果的にこれが正解!効率がよかった.)
琵琶の滝まで木道や吊り橋など設備は一見整っているように見えたが,思いの外荒れている.沢登りをしているような感覚.沢を石伝いに歩くと滑ってしまいそうで怖かった.情けない.ご丁寧に滝見小屋まで備えてあったが,どれほどの人がここまで来るのだろうか?
元来た道をせっせと引き返し,道の完全に途中から左に伸びる明らか登山道らしい踏み跡をたどった.テープが張ってあるので明瞭.結構えぐい登りになるかなと思っていたが,10mくらい登るとまだ許容内の傾斜だった.
道は時折不明瞭になり,獣道に入りそうになるが,よくよく見ればちゃんと上までつながっている.尾根に上がりきる手前で一気に傾斜が急になり,まるで沢登りの高巻きの気分を味わえた.初心者コースには不向きに思われたが,何とか相棒も登ってこれた.
尾根に上がってシャクナゲトンネルをくくりつつ,岩を超えたらもう核心は終わりのよう.傾斜が楽になったらそのままアップダウンはあるものの頂上を目指すのみ.見晴らしはまあまあだが,山深さと静けさが心地よかった.
山頂で休んでからいつものように一気に下った.ストックが生きてくるね!水を飲む量が半端ない.それにもかかわらず尿量が明らかに少ない.見晴らしのいい展望スポットで休んでから,方角を変えて植林の中を九十九折りに下る.植林は適度に伐採されていて明るい.木もよく育っているのがわかった.途中の水場で休息してそのまま駐車場横の林道に出た.
終盤は舗装されていて,例の立ち入り禁止の林道に出てしまった.分岐が入り組んでいてこちらから登っていては煩雑で迷いそう.と思ったが,小屋の左側に登山口を発見!実にわかりにくくてけしからん.でもこちらから退屈な植林歩きをして,下山してから滝を見に行くのはけだるいね.ということで結果的には今回登ったルートがベストかなと思った.
車についてあまりにも暑いので,河原に降りて水に沈んだ(泳ぐには狭かった,残念).これがしたかったのよ.最高に気持ちがいい.
ここいらで沢登りでも再開してみようかなと思った.