山と温泉で遊んでいる人のブログ
Hiking布引山地

青山高原

8年ぶりに青山高原を歩いてきた.
夏もたけなわ,灼熱のハイキングかと思いきや,沢沿いの二俣川ルートがかなり快適だった.

755.8m峰にて

ただ歩いた下山路はマイナールートのようで,というかバリエーション的でGPSのお世話になった.他人には全く勧められない.手入れされている植林につき地形図が当てにならない.地形図にはない道がガイドブックには載っていたが,そこまで目を通していられない・・・

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コース:
西青山駅 8:50→二俣川→青山高原サニーヴィラ 10:00→690m峰 10:40→レストラン→755m三角点 11:25→布引の滝 12:50→大村川林道 13:50→東青山駅 14:28

無人の西青山駅.トイレがあると思いきや,令和に入って廃止された模様.予想外に誰も降りる客はいなかった.暑すぎてハイキングどころではない??

車道を少し戻り林道へ.沢と日陰で二重に涼しい.しかも傾斜が緩やかで登っている不快感がほぼなし.手入れのされた植林のようで,丁寧に歩かせていただいた.

快適そのもの
日向は灼熱だった
小川が最後まで続く
よく手入れされている

さらに傾斜がなくなると車道が見えてきた.そのまま静寂の別荘地へ入っていく.現代では別荘地はなかなか流行はしないだろう.

初めての渡渉
維持管理費が気になるところ
ここに528mの三角点が

別荘地の中を登ってくと例の長い長い階段がお目見えする.トレーニングにちょうどいい.ひたすら登ると主稜線に出る.

まだまだ続く

主稜線はドライブウェイが走っているので一気に人臭くなる.不法投棄が堆積している.再び登山道をトラバースしてCafeに前に出た.

汚ねえなあ
眺めよし,心地よい風

Cafeで大休止して,すぐそこの小高い丘にある三角点を踏んだ.

風車と同じ標高にいる!

下山は地形図で破線のある道へはいった.入り口がわかりにくい.こんなに有名な山ならもうちょっとはっきりしているかと思いきや,恐らくほとんど歩かれていない.山林境界を示すと思われる青ペンキが進路と一致していた.

この辺から適当に入る
結果的には最後まで青ペンキに沿って歩いた

途中,違う尾根に導かれてしまった.方角がおかしく途中で気づいた.このルート,適当にあるくと迷うな.

このあたりまできたら明瞭

途中にコンクリートの新しい林道が併走する様になった.もう少し山歩きをということで,ギリギリまで山歩き.そのごダートになった林道に再び出会ったので,そちらを歩いた.

更に歩くと綺麗な林道に出た

この快適な林道,地形図で破線が谷に下る場所できれいに終わった.谷へ下ろうとしたが,荒れている上に傾斜もあってさすがに強引に下るのはよろしくない.

少々急すぎる上に降りた谷が安全な保証がない

しばらく尾根を歩いてみると,なんとなく道っぽいものが続いている.境界の青ペンキもあるではないか.谷に下るのはリスクがあるので,尾根に沿って真っ直ぐに歩くことにした.懸念は,やはり谷に降り立ったときに道があるかどうか.とくに二俣にドンピシャで降りるので水量が気になる.

尾根沿いに道らしきものを感じる

尾根を下るとついに谷の二俣へ.近づくと鉄の小さな橋が沢にかかっており,案内板が掲げてあった.東海自然歩道とある.どうやら一応は登山道だったらしい(マジか?).ひとまずほっとした.

この先が谷の二俣
谷にある道標

そこからの沢沿いのコースは至極快適な遊歩道レベルだった.以前歩いた滝への分岐点へ合流した.滝を拝み,滝見物用の東屋を経て林道へ出た.

ここからハイウェイ
霧生滝
飛竜滝と大日滝
わかりやすい!
林道へ出た

林道を下れたそのまま東青山駅へ行くのだけど,少し物足りない気がしたので四季の里への分岐を曲がった.

穏やかな登山道が続く
じつま結構遠い

沢から離れ,しかも標高も下がってきたので暑くなってきた・・・.大村川の林道を左へ曲がって四季の里へ向かったが,余りに暑くて堪えられなくなり,駅に向かうことにした.これ,最後まで歩いていたら多分ゴール前に意識障害で倒れていた.

大村川の林道を右へ

アマゴと釜飯の店「一ノ坂」が突如出現.客が車でやってきていた.今度予約して訪れてみよかしら.

駅までは一つ山を越えるのだけど,道を探していると階段があった.これがまた結構長くてしんどい.長いトンネルを抜けると四季の里側に出た.

雰囲気がある

四季の里には誰もいなかった.正面にある日付がしっかりと7月23日に更新されいたので驚いた.そして駅前の小綺麗な自販機.「推しの子」とMONSTERというチョイス.この無人駅ではさすがに想像していなかったよ(^_^)

灼熱.人は皆無だった.
今回はグレープにしたw

榊原温泉口まで歩けるかなあと計画時に思っていたけど,とうてい無理な話だった...

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