山と温泉で遊んでいる人のブログ
Hiking室生山系

榛原~高城山~三郎岳~室生口大野

素晴らしい天気なので足慣らしにハイキングに行ってきた.2007年以来の三郎岳.歩き足りないって事にならないように,バスは使わず歩き通した.おかげで26kmほど歩いた.三郎岳からの下山,本来の道から外れてバリエーションになってしまった・・・どこで間違ったのかは分からない.自然な踏み跡に導かれた.まあ,おかげで楽めた.

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お手軽ハイキング 三郎岳山頂878.8m

榛原駅8:00→仏隆寺9:25→高城山登山口10:05→高城山10:30→三郎岳10:55→林道11:30→石割峠11:42→県道28号 12:35→室生寺周辺13:17→大野寺石仏14:55→室生口大野駅15:03

いつもの墨坂神社から出発
趣があって興奮する
伊勢本街道 めちゃ長いんだわ
どこから一丁(約100m)?
ここまで結構歩いた
仏隆寺 桜は全然
天然記念物 県下で最大最古の株と
今日は外から眺めるだけ

つぼみの桜を見ながら軽食をとって林道へ.

花見のころは激混みだろう
仏隆寺のある山の上にある岩が気になるが・・・
薄暗い林道から伸びる登山道
道は快適
30分ほどで山頂に

1パーティが休憩中.私は通過するだけ.下るとコルに出た.林道が横切っている.笹の中に伸びる登山道へ進む.

笹が鬱陶しい

20分ほどで山頂に出た.標高878.8mとさほど高くは無いが,眺めはよい.そのまま標識に沿って下る.

山頂も暖かい
この時期も眺めが良い

下りは急峻なうえ,落ち葉が積もって滑る.鎖が設置されていた.踏み跡もしっかりなのでどんどん下ると,いつの間にか南に延びる尾根に入っていた.人の入っているバリエーションという感じ.こちらの方が面白そうなので進むことにした.

後ろに三郎岳が見える

所々ルートが不明瞭になったり,急峻でルート取りを考える箇所があったりと,到底一般道とは言えないが,結構面白い.ただ,イバラが要所要所に出てくるので緊張した.左手に刺さって出血した.

まずまず踏み跡がしっかり
夏は歩きたくない
意外と下れる

尾根の最後で踏み跡が消えた(見失った?)ので開けた沢に降りることに.そのまま少し歩くと崩壊した林道終点に出た.

沢に降り立った
林道が寸断されていた;ここを下る

車道に出て,石割峠へ戻る.

美しい植林
地形図に乗っていない登山道があるようだ
石割峠の厳しさが記されている
切り通しになっている
250年前はどのような景色であったのだろう

峠を越えて少し歩くと道標が出た.

宝暦3年(1753年)とのこと

原山は今では小さな集落であるが,当時は大きかったのだろうか.

伊勢街道が栄えていたときは賑わっていたのだろうか

法円寺,ググると永代供養5万円と出てくる.というかそれしか出てこない.やむを得ない感じがする.日本全国,廃寺が増えていくのだろう.

のどかで美しい景色で歩いていて気持ちがいい
木彫りのフクロウ
長い車道歩きだけど癒やされた(車なら素通りして味わえない)

県道28に出てからはひたすら川に沿って車道歩き.意外と退屈しなかった.歩ける幸せと喜びを感じている.

2007年にも同じ写真を撮った
またしても木造芸術に出会った
この岩は登れるかな?

龍穴神社と室生寺周辺は人が一気に多くなった.龍穴神社(水を司る龍神を祀っているとのこと)は素通り,室生寺も素通り.参道の酒屋で純米酒の「談山」を仕入れた.茶屋で食べた蒟蒻煮が味がしみて美味しかった.そうめんも食べて出発.回転焼きと草餅を別々の店で買って,食べながら歩いた.

桜と紅葉の時期は避けたい・・・
両方とも食べた.旨かった(^_^)
室生寺方面を振り返る

誰も歩いていない県道28をひたすら歩く.河原と山と岩を眺めて歩いた(それしか無い).Cafeらしきものが出てきた.文字が小さくて反対側からは見えない(~_~;) 少し進むと,今度はホテル室生山荘という休業したホテル?が出現.一見林業小屋かと見間違う(本当にこれ?).ラブホのようだが,ニーズはあったのだろうか.

あと2,3キロ歩く 結構疲れてきた
室生発電所の水路のようだ

水路に上がってみたい気がしたものの,時間がかかりそうなので辞めにした.2019年に関電が廃止したとのこと.

室生からの東海自然歩道が合流

この東海自然歩道は2006年に歩いた(多分).もう少しで国道165と合流する.ゴールは近い.歩行者専用道を歩いて橋を渡り,河原に沿ってあるき石仏を見て車道へ.

いつもの大野寺石仏前でくつろいだ

駅まで坂を登って終了.よく歩いたけど,車道なんでそこまで負荷は強くない.今年初めのハイキングとしてはちょうど良かった.というか,運動不足が露呈した・・・

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