幸運なことにマッターホルンMatterhornに登頂する機会を得た.
私にとっては最初の欧州.
2週間ツェルマットZermattを中心に滞在し,その後一人でフランスのシャモニーChamonixやジュネーブGeneva,バーゼルBaselなどを訪問した.に滞在した.
Zermattの駅にて
きっかけは去年の夏,知人にMatterhornへのtripに誘っていただいたこと.
ジムで知り合ったの契機に,岩に山に一緒に行ってきた.
これも一途にクライミングを続けてきたから.
そして山,沢といろんな経験を積んできたからこそ.
今回のTripがお互い,とりあえず山の一区切りであり,同時にクライミングへの新たなスタートになるだろう.
素晴らしい仲間に出会えたことに感謝したいと思う.
7/31にタイエアーで関空を発ち,バンコク経由で朝7時半にZurichに到着した.
早速空港駅でスイスパスをvalidateしようとするが,
チケットをパンフレットから切り離していたため,“Don’t separate !”と言われた.
切り取り線が入っているし,切り離すなとはかいてない(見落とした?)ので,これは普通切り離すだろう(^_^;)
ちゃんと片割れも持ってきている自分は,我ながら偉いと思った.
というかパンフレットが無ければどうなっていたのか・・・?
Zurichから新幹線に乗った
チューリッヒZurichからシュピーツSpiez,ヴィスプVisp乗り換えでZermattへ.
流石スイス,列車は2等でも居心地がよすぎる.
そのかわり鉄道料金はいずれも新幹線並みで,頻回の移動にはスイスパスが必須に思えた.
自転車で駅に入ってくる人もいるし,荷物を置くスペースも十分.
さすが観光立国である.その名は威風堂々としている.
初日は天気がよく,列車からの眺めも最高だった.
Zermattの駅
Zermattでは,Matterhornまで体力を極力使わないようにした.
ホテルは,COOP裏にあるHotel Cima.
Matterhornが窓から眺められる洒落たホテルで気に入った.
物価は,半端無く高い.
日本食の半端ない値段が逆にすがすがしい.
ちょっと外食すると最低20CHF程度は軽く飛んでいくので,初めのうちは,食事は持ってきたサトウのご飯を活用した.
やはり日本人は米から離れられない.
ベランダで皆で優雅な夕食となった.それに腹持ちもやはりいい.
駅前の様子
我々の滞在したホテル
ホテルからの眺め
到着して町をぶらついた.
町は車両進入禁止なので歩きやすい.最高だね.
3時過ぎてからZermatt Alpine Centerへ向かった.
大体スイスの店は昼休みが1時間以上あって,完全に店が閉まる.
日本には完全に欠如している習慣だ.
定期的に馬車が通る
日本食のうどんが超高い・・・
センターのスタッフによれば,降雪により山の状態はよくないとのことだった.
テスト山行も未定で明日決まると.
とりあえず簡単なクライミングのみで済む上に,一番安いRiffelhorn(2928 m)でのテスト希望を伝えておいた.
ガイド一人につき二人の方が安い.相手がいる場合に限るが.
山に積雪が結構ある・・・
お値段はこんな感じ
スイスは夏時間といえども,9時まで明るいので子供も夜まで遊んでいる.
この昼の長さこそ,Matterhornの登山を可能にしている面が大きいと思う.
夜は花火が上がっていた.おそらく建国記念日だからだろう.
建国の日は1291年8月1日.日本では鎌倉時代,2回目の元寇から10年経っている.
今日は我々を迎えてくれたような一日だった.
眺めがいいなかの食事は最高だね
今日は建国記念日だ