野崎付近で一件アポがあったので,2.5kmほど四条畷駅から歩いた.打ち合わせの帰りすがら,これまた癖でふらふらと散歩してしまった.
外環を歩くのも退屈なので地図を見ている東高野街道とあったので移動したら,そのまま山の方角へ導かれ(?),野崎新池というため池の下まで来てしまった.土手を登るのはたやすいが,図々しくも入るのは流石に憚れたので引き返した.
野崎観音へでも向かうか,と歩いていると,右手の竹林に謎の鳥居が出現.若竹の臭いがややしつこい中,登山道としか思えない参道が続くので,ついつい引き込まれてしまった.
臍の王神社とある.
社殿は廃墟とまでは行かない,ほどよい荒れ具合.誰か住み着いているのではと恐る恐る見物した.幾分手入れされていて,近隣住民が出入りしているのだろうか.
案内板に,創神は昭和57年とある.神を創れるのか!!
ネットの情報では,2000年代までは使用されていたようだ.
少し歩いて慈眼寺(野崎観音)への入り口にたどり着いた.境内でジュースを飲み飲み,大きな錦鯉が口をパクパクさせる姿を眺めてぼけっとしていた.最近忘れていた,生きている喜びを実感するこの時間.
林の中をぶらついた後だけあって,高台の日の当たる神社仏閣は気持ちがよい.
低山ハイキングにはもう暑いか.