【行程】
入渓点8:15~落打ち滝8:30~落打滝の落ち口9:30~牛鬼滝10:20~
牛鬼滝落ち口12:20~登山道12:55~登山口13:40~入渓点13:55
【メンバー】
with 師匠
黒蔵谷の林道で目覚めたら,雨!!!
仕方なく新宮へ出て,我が愛用のad-esで検索をかけて沢を探す.
新宮しか電波が入らんのよ.
そして急遽この谷(オノダガワ)に行くことになった.
都会派ケータイのウィルコムは山じゃダメダメだな,ケケッ.
入渓後,すぐに打落滝に出た.左から巻けそうなので,とりあえず進む.
傾斜がきつくなってきて,ロープを出した.2ピッチ上がっていかにもな水平なバンド に出て,
そこからトラバース.なんか古いロープが張ってある.やはりここか.
そのまま行くと,滝の落ち口近くの滝に出た.
暑いので釜に飛び込んで泳ぐ泳 ぐ,うぷっうぷっ.
確保くらいはした方がいいんじゃないの,やっぱり流されちゃアジャパーだし.
ゴーロが続き,ちょっと不安になるが,右へ折れ曲がったところから再び面白くなってきた.
牛鬼滝の左右は綺麗な岩壁に囲まれているから,思いっきり左から巻いた.
岩が立ちふさがり,想像以上にトラバースして行き詰まったのでロープを出した.2ピッチ.そ
の後ブッシュの中を懸垂下降3 ピッチで,ドンピシャで落ち口に出た.
もっと上の方に出るかと思っていたので,上手いこと出たものだ.これで今日の仕事は終わり.
そこからはひたすらナメが続き,710mの二俣を左にとって,ナメ滝を登りおえ登山道に飛び出た.
下山は,若干急だが,めちゃくちゃ短く快適で助かった.1時間ほど.
南紀で行きたい有名どころの沢は,残るは黒蔵谷,立間戸谷,滝本北谷くらいかなぁ.
初心者向けにしては,なかなか辛口だと思った.
巻きはややこしいが,実質2つの滝だけなので,そんなもんなのかね.
つーか他の登り方があるんかもしれんが.滝とナメで無駄のない沢ってことは確かだ.