昼過ぎにZermattに到着した。少し時間があったので,Via ferrataという遊びを初めてやった。以前から1回はトライしてみたいと思っていたが,まさかZermattで遊べるとは。
核心部のトラバース
早朝の便でZürichまで飛んで,そのまま列車に乗り込んだ。Visp(フィシュプ)で乗り換え,Zermattに入った。空港から3時間半くらいで景色ががらっと変容する。10年ぶりに見た車窓は,結構覚えていた。
便利な時代になったもので,レンタルWiFiを持って行くと,インターネットに常時繋がっている。列車の時刻からレストランのレビュー,google mapまで何でも調べられる。以前ももちろんあったが,仮に借りたとしても高価で,スマホの性能も低レベルだったので力が十分発揮できなかった。
Zermattの町並み
Appartement La Perle
1LDKなので快適
宿はBooking.comで予約したアパート。HomeAwayと共にもう7年位使っているが,どちらのサイトも良くできているよ。出発30日を切っていたが,なんとか確保した物件だが,広々していて快適そのもの,自炊もできるし選択して良かったと思った。
時間が中途半端に余っているので,裏山(!?)のフェラータで遊んできた。西側の岩場に最近造られたとか。日没は20時以降なので,数時間程度のコースは有難い。
町がよく見える
google mapが取り付きまで案内してくれた(Mammut Klettersteig)。何というお手軽さ。道なりに登っていくと,看板の掛かっている取り付きに出た。(命短くなるかもって意味で)自己責任ってのはいつも通りだね。
ギアなしで突入する人間はいるのか
前半は優しい 右奥岩場からが核心
出発前,初めてのフェラータの感触が分からなかったので,どんなギアを持って行こうか結構悩んだが,結局スリングとデイジーチェーン,安環ビナに落ち着いた。スリング類は購入してから結構経つが,大丈夫なのかね?
ショックアブソーバーはなあ・・・高価だし落ちなさそうなので持って行かなかったが,正解だった。でも安環を毎回ひねるのは疲れる!!やっぱり専用のビナが欲しいと思った。セルフビレイをセットすること必至なので,クイックドローとかフィフィなどは持って行くべきだ。
垂直のはしごは結構腕が張る(ーー;)
プレートが歪んでいる・・・
木の板が揺れる揺れる・・・朽ち果てつつある
スペインEl Chorroを思い出すね
トラバースを終えると再び登り,樹林帯に入り終了。ワイヤーはしばらく続くが,落ちようがない。逆方向にひたすら歩き戻っていく。絶壁に孤独に建っているPension Edelweissの対岸に降り立ち,軽くフェラータを下って取り付きに戻った。このEdelweiss,明らかに素晴らしい眺めが堪能できそう。アップルパイが旨いらしい。
徐々に高度を下げてきた
樹林帯に入って終了
ヒタスラ戻る
絶壁に建つPension Edelweiss
夜は買い出し。近くの小さなスーパーは品揃えダメ。COOPで買い直し。海外で自炊する時は基本的には,既製の味付け肉か,自分で既製の香辛料を振りかけて食う。和牛・豚のおいしさは求めてはいけない。
決して安くはない
チーズとハム,サラミなどが手に入りやすいヨーロッパの食事は,糞忙しい朝食を豊かにしてくれる。だが日本で実践するには少々値が張るなあ。