山と温泉で遊んでいる人のブログ
Hiking台高山系(歩き)

蓮周遊/961m峰~布引山~迷岳

蓮ダムからダイレクトに961m峰を目指し,布引山を経て迷岳そして飯盛山へと縦走しスメールへ戻る周遊ルートを歩いた。

本日登る格好いい尾根(左奥に961m峰が聳える)

961m峰への登りが最大の核心だった。急峻な尾根に現れる脆い岩場が邪魔をする。特に700m付近はロープなしで突っ込んでいたら致命的になっていた。もっとも変な気を起こさずに事前のシミュレーション通り等高線の広い箇所へトラバースすれば問題ない。沢登りの巻きのようなルートだった。布引山からは美しい自然林を楽しめる。帰りの飯盛山ルートは疲れた体にはこたえた。2018年5月に歩いているけど,初級者向きじゃないな。

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帰りのスメール発のバスに間に合ったのが何より(温泉にも入れた)。
タイムリミットがある山行は久しぶりだけど,情報なしのバリエーションってこともあって緊張感が半端なかったよ。

<ルート>
10/31 松阪駅ビジネスホテル(混んでいた!!)
11/1 松阪駅→三重交通→宇藤木(9:02)→布引谷橋→取り付き9:26→500m尾根9:55→700m岩壁直下10:30→750m尾根10:55→961m峰11:23→1071m布引山11:53→1195m峰12:33→縦走路合流12:55→迷岳13:30→唐谷林道分岐14:10→930m峰(飯盛山南峰)14:30→809m峰(北峰)14:55→林道分岐15:08→登山口15:40→スメール15:47(合計12.5km, 6時間45分 累積標高 +1605m/-1472m)

前日に大阪上本町から特急で松坂まで移動。ビジネスホテルが結構混んでいてびっくりした。松阪駅周辺は何もなかったのが想定外。翌朝にバスでスメールまで90分かけて移動した。

蓮周辺は何度も山や沢で来ているので勝手を知っている。尾根の登山口(?)まで移動した。事前にGoogle streetで林業用の階段があるのを確認していた。

蓮ダム:一度放流時に立ち会いたい

布引谷橋から眺める尾根が素晴らしい。取り付き直後は予想通り傾斜が強いが,50mもいくと登りやすくなった。林業で手入れされており,藪漕ぎは最後までなかった(夏はヤバいだろう)。

出だしの植林帯
標高500m付近
500m付近:岩場を巻くと緩やかな尾根筋にでる
尾根にでた(500m付近)
標高550m付近

標高700m付近から急に傾斜が出てきて岩場が目立ってきた。先がどうなっているか解らないので下手にクライミングしない方がいい。ロープを持ってこなかったので,もしラッペルが必要な事態になったら悲惨だから無理はしない。

720m付近から岩が出てきた
ここもいけなくはないが・・・一度左へトラバース
左の岩壁に乗り込むと・・・景色が最高だった!

左へトラバースしていくと1箇所景色が良かったので骨休めしたが,そこから上も左も岩壁で登れなかったので引き返した。右へ行くとガリーが見えてきた。今日はそういう登り方をする日ではないので更に右へ。予定通り傾斜が緩くなり尾根へ上がることが出来た。尾根の北側は植林されており恐れ入った。

このガリーは無理・・・更に右へトラバース
ようやく登れそうだ
尾根(800m付近)にあがると人工物が・・・

普段怠けている大腿四頭筋・三頭筋や腓腹筋が攣りそうになってきたのでカロリーと水分を流し込み,芍薬甘草湯を飲みごまかした。800mから900mまでは比較的緩やかな尾根だった。

一休み・・・足がつりそう

961m峰直下にも岩場が出来てたが,特に問題になる箇所はない。急峻な登りは体力をひたすら消耗させる。木々をつかみながら高度を稼ぎ961m峰にダイレクトに這い上がった。

961m峰直下の岩場
ここから961m峰へ這い上がった
961m峰に到着

ここから布引山への尾根は地形図通りに穏やかになるが,これまでに体力・筋力を消耗していて少し登っては休むの繰り返しだった。尾根もブッシュはないが,木々のトンネルがザックや頭に当たるので屈むのが辛い。

961峰から布引山への尾根

布引山は顕著でないので素通り。全然記憶にない。布引山からの尾根は先ほどよりも障害物が減って道らしくなっていた。

1081m峰付近の美しい樹林帯
1081m峰付近の美しい樹林帯
なだらかな尾根が続く
縦走路合流手前の開けた尾根
迷岳への縦走路に合流
奥に迷岳が見える
迷岳山頂にて

山頂で小休止した。風も弱く快適だった。北の方角を慎重に確認して下山しはじめた。以前迷子になって山の神に導かれた苦い思い出があるので慎重だった。テープが多く,しかも山の神への分岐も目立たず,迷う箇所がなかった(それでもGPSで慎重だったので地図だけなら怖いかなあ)。

真北に向かって一気に下る
口迷岳から伸びる縦走路か
唐谷林道へ下る分岐点

林道分岐までやってきた。当初は唐谷林道へ下る予定だったが,飯盛山からも以外と同じ時間かかることと,以前歩いた唐谷林道までの道がさほど良くなかった記憶があるので,まっすぐに進むことにした。本来は計画変更は良くないけど・・・。

暫くなだらかで楽勝と思っていたが,かなり細い尾根で所々岩場でロープが貼られており,疲れ切った足にはきつい。930m南峰を過ぎた,崖に沿って東に尾根が延びている箇所は,90度左へ方向転換していたので戸惑った。降りてから振り返ると結構大きな崖だったので納得した。

左へ曲がり急激に下る(まっすぐは崖)
巻いて降りてきた800m付近の崖

緊張感が続く尾根を歩いて北峰に到着。何の感動も感慨もなく小休止して歩を進めた。

何もない飯盛山北峰809m

途中スメール方面が見えた。下界は近いと希望を抱かせるね。

切れ間からスメールが見える(700m付近)
右へ折れて山を下る

下山は植林帯を九十九折りに下る。所々木々で視界が不明瞭になるが,道はしっかりついている。道なりに下れば水平林道に到着。川沿いに歩けば廃墟となった飯高洞窟美術館の建物が見えてきた。ここで汲める(買える?)硬水を今度飲んでみようかな

夏歩くと湿度と虫がやばそう
廃墟の洞窟美術館(?)を対岸にみて車道へでた
飯盛山北峰が聳えている

コースタイム7時間を切っていたので温泉にゆっくりつかる時間ができた。ここの温泉,何度も入っているけど混んでいないし最高だよ。療養泉の指定があるようだ。

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次台高で行きたいのは,
1)古ヶ丸山~白倉山~池木屋山~白鬚岳
2)鯎谷の高~山ノ神ノ頭~国見山という父ヶ谷周遊コース
3)西大台
もっとバリエーションならロープ持って山に分け入るか,かな。

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