山と温泉で遊んでいる人のブログ
Lead ClimbingSwitzerland

Switzerland Day 4 – Medji, St.Niklaus

素晴らしい天気に恵まれたので,町を散策してから岩場に向かった。山は雪を冠っておりMatterhornに登ろうとしている登山者は見かけない。ガイドハウスは閑古鳥,募集も出ていない。登頂に至適な時期が短い山だ。

It’s a clear day!!

岩場では昨日のリベンジ。そのほかにも幾つか登った。30m近いルートは,海外クライミングの楽しさを思い出させてくれた。

駅前の風景

また早朝なので人も少ない

Credit Suisseの横にあるチャペル

遠く山の中腹にEdelweissレストランが見える

列車に乗り込みSt. Niklausへ向かった。駅の自動販売機はホテルのミニバー並みの価格だった。岩場へはショートカットで登ったのでさほど辛くはなかったが,大腿の筋肉痛がひどい。

自動販売機

山羊が陣取っている

昨日の宿題をなんとか1便目で片付けた。上部は全然難しくはないのだが,この長さは有酸素運動ができる。ちょうど30mあった。核心は下部15m~20mだけ。テラスでレストできるので心肺機能低下した今の私には神の恵みだったよ。

隣の綺麗なハンドクラックHand Schämm (6a+)は痛すぎで敗退。一応カム数個は持っていたが・・・柔い肌には無理。クラック登る人には朝飯前だが,初心者には厳しい。

3本目 Gratwandrig 1st pitch (6a+)

3本目は6a+/6b/6a+の3Pルートの1ピッチ目。これでも30mはある。簡単かと思いきや,スローパーあってほんとに絶妙なバランスで,本当に6a+かと思った。(そんなに弱くなったってこと?)。体の切り返しの問題だったが,体が自然に動いてくれないよ・・・

Gratwandrig 1st pitch (6a+)

カンテの左,クラックフェースは6C+。これも面白そう!

Ischtig zum Üfschtig (6a)

最期にクラックフェースのIschtig zum Üfschtig (6a)をやった。クラック要素が強いが,ボルトありなので練習になった。15mもない短いルートだけど気張った気張った。趾先が阻血で感覚麻痺と疼痛に襲われた。

帰り際,岩場にいたラベリングされた2匹の山羊がもう突進で降りてくる。突き落とされたら私は仏になるので,抑制するのに必死だった。自分の縄張り・活動範囲を把握しているようで,ある標高から降りてこない。意外と賢い。

山羊が2匹,急斜面を駆け下りてくる

実に器用にに降りてくる

St. Niklausの駅舎

今回スイスZermattに来て思ったのが,タクシーが増えたことと,検札がほぼ毎回になっていたこと。大陸からの観光客増加の影響かと思ってしまった。

Today’s climbs

(1) Rose ohne Dormen 1st P (6b) 2nd try, RP
(2) Hand Schämm (6a+) 1st try, X
(3) Gratwandrig 1st pitch (6a+) FL
(4) Ischtig zum Üfschtig (6a) OS

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