山と温泉で遊んでいる人のブログ
大台ヶ原/奈良Multipitch

千石嵓/サンダーボルト

メンバー:with 師匠
コースタイム:8:20登攀開始~登攀終了13:50 (5時間30分)
内容:10P, 295m

去年のサマコレに続き,今年はサンダーボルトを登る機会に恵まれた.5月に一度申請していたのだが,前日の雨で到底登れそうになく,結局レクチャーだけを 受けに行って帰った.今回はレクチャーは不要なので,さっさと確認してもらって7時半になるまでに出発できた.天候はこれ以上ない素晴らしい天気で,夜は 天体観測者,朝からはハイカーで駐車場はごった返していた. どのルンゼを下るかをすっかり忘れており,少しの間うろちょろしていたが,色落ちたピンクテープが結局は目印だった.2,30m下るとテープが沢山出てき た.

20091012_11.jpg

終了点での写真

1P– 5.10b(40m)フォロー

ボルト間隔はかなり短く,快適なフリークライミグができた.特に難しいということもない.
まだ日が当たっていなかったので,末梢循 環の悪い自分は若干手が悴んでいた.
しかし登るにつれて暖かくなってきたし,ぬめることもなかった.

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出発時が寒いからといって厚着するのはよくない.なんせ壁は真南を向いているのだから.それにしても長い.

2P–5.10a(45m) リード

すっきりしたフェース.落ちたくないという気持ちでかなり慎重に登ったような気がする.
出だしがこのピッチの核心だろう.少し時間が掛かってしまった.その後はサクサク進めた.無事OS.

20091012_02.jpg

3P–5.9(35m) フォロー

出発してからクライムダウン気味にトラバース!
ブッシュ&不安定なホールド混じりであまり気持ちはよくなかったが,後半になるとガバですっきしていた.
終了点はハンギングビレイ.

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bushyなトラバース

4P–5.10c(15m) リード

フリークライミングらしいクライミングができる,サンダーの中で最も面白かったルート.
超ガバフレークをレイバックで登れた.師匠はガストンで登ったようだ.リーチは得なのかな.特に問題なくOS.

5P–5.10c(15m) フォロー

4Pと比べると,こちらはじんわりフェース.カチが落ち葉に埋もれていた.右から回り込む感じ.
10cがやはり妥当か.レストしつつムーブを探れるからいい.下手こくとドツボにはまりそう.

20091012_04.jpg

右から大きく回りこんで核心

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6P–5.9(25m) リード

核心部も終わり,気楽に登れた.出だしのスラブチックなフェースはフリクションよい.
どんどん高度を上げられる.OSできた.

20091012_05.jpg

7P–5.10a(25m) フォロー

時計をはめたまま登り出したのがまずかった.クラックはフィストジャムよりちょっとデカイくらい.
時計が目も当てられないくらいの 傷物になること請け合いなので,登りながら外す羽目になる.
時計を外したら簡単になった(;´Д`A “`

20091012_06.jpg

本来ならカムで登るのがベターだろうが,あたしゃそんなこと言うつもりは毫もない(゚∇゚*)
すっきりした壁で楽しいピッチだった.

20091012_08.jpg

8P–5.10b(35m) リード

凄まじく奮闘できること請け合いのワイルドルート.クラックに生えている木が邪魔.
しかしこれを使わなければ相当難しい.ステミン グでじわじわ上がる.上部のクラックにはイバラ登場!!!
砂が目に入って前がっっ!!でもまぁ,障害物とは上手く共存できたかな.
こいつらが枯れてしまうとどうなるのかな(゚ー゚*?)

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このbushに突っ込んで登る

クラックを終えてもそれなりに長いし,全ピッチで一番奮闘,というか疲れたピッチ.
上部は簡単だが,登っていると疲れていることが如実に分かった.OS.

9P–5.9(25m) フォロー

スラブチック.だいぶ木が多くなってきてルートが分かりにくくなって来た.
どっからも行けそう.終了点は適当な木で作るようだ.

10P–5.10b(35m) リード

右ルート(11a/b)はどこかよくわからんかった.まあいいや.左はハング越え+上部easyスラブの実質15m程度.
35mは 尾根までなのかなぁ?出だしは木を使ってプリクリップと言う記録をよく見るが,
こんなスベスベひょろひょろトゥリーに足をかける方が滑りそうで怖い.

20091012_10.jpg
結局左手アンダーガバからDIP関節までかかる右上のカチで登ったので,ハングに立ち上がってから
右手を一杯伸ばしてクリップした.こう登るとピンの位置が悪 すぎるが,さして不自然なムーブではあるまい.
足が少し滑って一瞬足ブラになってボルダーチックな登りになってしまったが,OS.

結論を言うと,サマコレよりも難しいと一般に言われている分,若干心配していたが難なくすべて完登できた.
精進の成果か な.4,5,10P目が特に面白いと思った.後半はフリークライミングというよりは,
寧ろアルパインチックで若干微妙なところもあることは否めない.
しか しながら手打ちでこの大岩壁にルートを開いた開拓者の努力は相当なものであったろう.素晴らしい.
最近は認定制のせいで千石嵓はあまり人が 行ってないらし(事務所の人に何回か言われた).
クライマーは潜在的にめんどくさがりが多いんでしょうかねぇ( ?´_ゝ`)
というか単に自分がマメ過ぎるだけかもしれんなあ.

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