大杉谷/台高山系 Day 2
<DAY 2>
七ツ釜滝から堂倉谷を経て日出ヶ岳まで歩いた.崩壊地の通過が少々面倒くさかった.大杉谷の碧色の渓谷を堪能できる素晴らしいルート.

<Day2>
七ツ釜滝6:10→光滝7:15→堂倉滝8:05→日出ヶ岳11:20→大台バス停11:50
(コースタイム:5時間40分)
<DAY 2>
七ツ釜滝から堂倉谷を経て日出ヶ岳まで歩いた.崩壊地の通過が少々面倒くさかった.大杉谷の碧色の渓谷を堪能できる素晴らしいルート.
<Day2>
七ツ釜滝6:10→光滝7:15→堂倉滝8:05→日出ヶ岳11:20→大台バス停11:50
(コースタイム:5時間40分)
奈良県の秘境的登山道である大杉谷ルートを同僚3人で歩いてきた.三重県大台町の宮川第3水力発電所横から入り,大台ヶ原の日出ヶ岳に抜けるルート.雄大な渓谷美は必見の秘境である。
<Day1>
宮川ダム11:30→六十尋滝13:05→大日嵓吊橋14:00→千尋滝15:20→猪ヶ淵16:15
→平等嵓吊橋跡地16:30→桃ノ木山の家18:00→七ツ釜滝18:30 (7時間)
<Day2>
七ツ釜滝6:10→光滝7:15→堂倉滝8:05→日出ヶ岳11:20→大台バス停11:50 (5時間40分)
以前(2008年7月)に一度登ったSummer Collectionにまたやってきた.
今回は前回とは違うピッチをリードした.前回は5時間半も登攀時間がかかってしまったので,
今回は4時間半を切 ることを目標にしていた.結果的には3時間15分と大分短縮できた.
次来ることが叶うならば,2時間台で登るれるだろう.
7Pを登られる師匠
奈良県大台ヶ原にある蒸籠嵓(せいろぐら)へNCCのメンバー2人とブッシュマン1(6P, 5.10c)を登りに行ってきた.一年ぶりのマルチで楽しみだった.駐車場で知人ら奈良組と合流して,大蛇嵓分岐で待ち合わせ.
先に取り付きまで下るよう言われ,3人で下った.壮絶なガレ場で落石に神経すり減らした.スリングが取り付きにあるようだが,全く分からず下り続けて,岩壁が無くなってしまった.仕方なく戻る次第.結局教えてもらった.取り付きを発見するのが最大の核心である. かなり難しい.スリングの色がピンクとかではなく,自然に調和していた.
2日目も快晴で言うことなしの天気だった.石楠花谷出合いまで平凡な河原歩き.二俣を過ぎたところのミニゴルジュでのトラバースが結構面白かった.S氏は林道をガンガン歩いていた.
Day 2
キャンプ7:20→石楠花出合い8:40→F.すだれ状2段13m 9:00→遡行終了→ハイキング道→駐車場12:45
S氏を台高の有名どころである堂倉谷に接待する約束をしていたので,久々の泊まりの沢となった.今回は本谷ではなく石楠花谷にした.晴天のため水も多くなく歩きやすかった.
Day 1
駐車場7:10→堂倉滝(入渓点)9:15→奥七ツ釜12:10→林道→地池谷出合(キャンプ)14:00
Day 2
キャンプ7:20→石楠花出合い8:40→F.すだれ状2段13m 9:00→遡行終了→ハイキング道→駐車場12:45
メンバー:with 師匠
コースタイム:8:20登攀開始~登攀終了13:50 (5時間30分)
内容:10P, 295m
去年のサマコレに続き,今年はサンダーボルトを登る機会に恵まれた.5月に一度申請していたのだが,前日の雨で到底登れそうになく,結局レクチャーだけを 受けに行って帰った.今回はレクチャーは不要なので,さっさと確認してもらって7時半になるまでに出発できた.天候はこれ以上ない素晴らしい天気で,夜は 天体観測者,朝からはハイカーで駐車場はごった返していた. どのルンゼを下るかをすっかり忘れており,少しの間うろちょろしていたが,色落ちたピンクテープが結局は目印だった.2,30m下るとテープが沢山出てき た.
終了点での写真
Day 1
6:30駐車場→粟谷小屋8:00→堂倉滝吊橋(入渓点)9:00→奥七つ釜11:00→地池谷出合12:25
Day 2
地池谷出合6:00→2段35m滝7:50→正木ヶ原登山道10:25→駐車場11:10
奈良県台高山脈の大台ヶ原に突き上げる堂倉谷を1泊2日で遡行してきた.初めての泊まりで行った沢である.大杉谷コースを堂倉滝まで行き,そこから沢へ入った.
7ツ釜は想像よりも小さく思えたが,変化に富んだ沢の様相は飽きさせることがない.正木ヶ原に突き上げる詰めは暑苦しいものの,抜ければ爽やかな景色が出迎えてくれる!最高の遡行だった.
今回のサマコレは,私にとって初めてのマルチであり,しかも大台という雄大な自然の中でクライミングを堪能できたことは感無量だ.
事の起こりは1ヶ月前である.細菌学の授業を受けていたときに,inspirationの ごとくサマコレのことが思い浮かび頭から離れなくなった.そしてその日のうちに師匠に打診して一緒に行こうということになった.
西大台は2007年9月か ら立ち入り規制が行われるようになったので,
その手続きは閑人(といっても(?)驚くべきことに出席率は90%以上を維持)の私がすべてやった.
何しろ数 週間先のことなので,前日まで天気のことで無駄に神経をすり減らしてしまった.
ドライブウェイの傍らの施設でテント泊の予定が,何故かしら駐車場まで上り詰めてしまった.結局車中泊.思いっきりキャンプ禁止と書いてあるので,さすがにテント泊するほど馬鹿ではない.ガスと風が出ていて,半ズボンではかなり寒かったのでシュラフを出して寝た.不思議と熟睡できたので,車中泊も使えることを知った.
レクチャーを受ける必要があり,7時半ごろゆっくり起きて朝食をとった。緊張感のない朝だった. かなり曇っているので大丈夫か??と少し不安になった.8時半からレクチャー(オオダイガハラサンショウウオのゆるキャラプレゼン!)を受けたところ,我々を含めて5人しか西へ行かないことが判明した.しかもクライミングをするパーティは久しぶりと言われた.それからせっせとギアを装着して出発した.
アプローチに関してHPではあまり記述が無く,いかにもサクッと抜けられるかのように書かれているが,正直ルンゼの下りが辛い.イバラと虫に脅かされた ((((;゚Д゚)))) 夏なので鬱蒼とと茂る木イチゴの棘が腕や脛をプスプス刺してくる.半袖の私は何かの熱病に罹ったように,怪しい小ミミズ脹れを大量に腕に作ってしまった.自分で見てもキモイ.勘弁してくれよ~.師匠は長袖で棘の被害は少なそうだが,虫に襲われているようだった.しかもだんだんと日が照ってきたので暑そう.長袖&虫除けは必須アイテムに思えた.赤テープに導かれてやっと千石嵓基部に 到着した.シオカラ谷がよく見えた.
Route
285m, 9P (5.10c)
9:10ビジターセンター→10:00サマコレ基部→6P目13:30→9P終了点15:30