大台ヶ原 day2/東大台周遊
気温は18度位で涼しいけど、湿度が高かった.ガスの中,5時くらいから歩き始めた.




牛石ヶ原にはその昔,インクラインが引かれていたようだ(興味深い).明治後期に製紙会社が大台ヶ原を保有するようになり開発された.ちなみに1940年に大阪電気軌道によって大杉谷の桃の木山の家が設立されたというのは面白いが,古い本を見ると鉄道会社がエクスベディション山行を企画していたようなのでそれも頷ける.




また堂倉谷の遡行したいなあ.
気温は18度位で涼しいけど、湿度が高かった.ガスの中,5時くらいから歩き始めた.
牛石ヶ原にはその昔,インクラインが引かれていたようだ(興味深い).明治後期に製紙会社が大台ヶ原を保有するようになり開発された.ちなみに1940年に大阪電気軌道によって大杉谷の桃の木山の家が設立されたというのは面白いが,古い本を見ると鉄道会社がエクスベディション山行を企画していたようなのでそれも頷ける.
また堂倉谷の遡行したいなあ.
台高北部の明神平に泊まりで行くつもりだったのだけど,やはた温泉から先の道路の電柱が倒れているので通行止めとのことで到達できなかった.きんでんのトラックとよくすれ違ったのでどこか違和感があったのだけど,そういうことだったのか・・・
急遽,転戦して大台ヶ原へ.ガスの中の運転が怖かった.
6年ぶりに大台に泊まった.この時は堂倉山~地池高~嘉茂助谷ノ頭~堂倉林道~日出ヶ岳と周遊したが,かなり素晴らしいコースだったね.
近畿の登山(1924年 近畿登山研究會)には,大台ヶ原について下記のような記述がある.
大臺教會の創立者で此山に全力を捧げてゐる古川嵩翁の努力で今は山道も開け宿泊の便も出來て夏期の避暑地として又山の静寂さを味ふ人の爲には男も女も頗る(すこぶる)適當した樂園である。山上には測候所の設けも出來て居る。
大台ヶ原は何度も訪れているが,教会は初めての訪問.古川氏によって1899年に福寿大台教会として開設され,登山者に宿泊設備として提供されたとのこと.
宿に戻って入浴と夕食をとる.
昔は大台で車中泊とかテント泊とかやっていたいけどもう無理だな.ビバーク以外なら心・湯治館の宿泊一択にしたい.
三重県飯高にある三条山に行ってきた.誰にも会わなかった.
この山,宮川ダムに向かう道(国道422)に道標が立っていたのが気になっていて,調べ視察に行くことにした.カテゴリーは便宜上,台高山系にいれた.道は再整備されたよう,というより林業作業道を利用した感じ.一部急峻であったりとファミリー向けではない.
天気が回復し美しい,気温もほどよく下がって快適に歩けた一日だった.深山幽谷を心ゆくまで堪能できるコース.だが,下る尾根が一つでも異なると道迷いしやすいコースでもあった.
美しい台高の山々の写真を沢山掲載しておく.
予てより歩きたかったコースの一つ.ようやく訪れる機会を得た.今回も色々あったが,古の大林業時代に思いを馳せつつ,心ゆくまで台高の山々を堪能できた.
前日(10月18日)は雨,当日(10月19日)も天気が怪しい中,半ば強引に決行したのが吉と出た.
Day 1 夜まで天気が崩れなかった・・・が,季節外れの暑さ,前日の雨でぬかるんだ尾根で体力を削られ,水が全然足りない!!!冗談抜きで死ぬかと思った.なんとか水場まで体力と天気がもった.
Day 2 最高の縦走路.台高の美しさと厳しさがここに極まれり.これは国見山を南から縦横してくるからこそ得られる景色である.
コース
Day 0 例によってJR三瀬谷駅前のフェアフィールド.相変わらず「良い!」.詳細はDay 2のおまけに.
Day 1 宮川ダム駐車場7:30→大杉バス停7:45→新大杉橋8:25→登山口?(鉄塔No13案内)9:00→680m尾根 10:40→廃小屋11:20→鯎谷高13:20→P1233 14:35→父ヶ谷ノ高 15:45→雨量観測所(テント)16:15
Total 8時間45分;18km
Day 2 テント6:50→湯谷ノ頭7:58→山ノ神ノ頭8:25→台高縦走路分岐9:07→父ヶ谷林道9:45→国見山11:18→P1184 12:00→6号鉄塔12:33→7号鉄塔12:45→大和橋13:55→宮川ダム駐車場14:40
Total 7時間50分;15.7km
台高山系の北端にある高見山から東に延びる尾根上に,スノーハイキングで有名な三峰山がある.その更に東にある局ヶ岳(つぼねがたけ)に行ってきた.実はまだこの山は登っていなかった.2年前に古ヶ丸山から蓮に抜けたとき,帰りのバスから見えた立派な山容が気になっていた山.お手軽で台高らしさを堪能できる山だった.
コース:局ヶ岳神社 11:00→旧道→山頂13:50→新道→神社 16:30 合計5時間30分,8.27 km
娘を連れてバスで訪問.前日夜に突然思い立って出かけた.
いつの間にが大和上市からのバスが無くなっていて,近鉄八木駅からになっていた.まあ,最後に乗ったのが2007年だし,八木の方がアクセス楽だし.
16時頃のバスまで時間つぶし.ショップが賑わっていた.ビールを飲みのみ,スパイスカレーが結構旨かった.一時期,食堂閉鎖でカップラーメンを売っていた時期があったなあ.もうだいぶ前の話か・・・忘れてしまった.光陰矢の如し.
ちょうど一年前にも同じルートで歩いた.
初心者2人を連れていったので無理せずに,というか当初は北股林道から赤倉山,霧降山を経て周遊するルートを選んでいたのだけど,行ってみると林道が閉鎖されていて仕方なく変更したという経緯があった.馬の鞍峰もたどり着かずだったけど,結果的にはそれでよかった.
どう考えてもバリエーションは初心者を連れていくルートではない・・・.単独で白髭岳からつないで迷岳を踏んでスメールに到着する泊まり山行を行きたい.これならバスで行ける!
往復約3時間10分
かねてから歩きたいと思っていた古ヶ丸山から白倉山,迷岳を経てスメールへ抜けるルートを歩いてきた.バスの時間というリミットがある中,相当気合いを入れて歩いたので時間をセーブできた.幸いスメールで温泉に浸かっても最終バス(17:15)まで時間がゆとりがあった.道は比較的明瞭で登山者が定期的に入っている印象.強度も以前の布引山ほどではなかった.だが台高の素晴らしい雰囲気は堪能できる素敵なルートだろう.
ルート
JR三瀬谷7:45→(大台町営バス)→犂谷8:30~柁山(865m)9:45~清治山(971m)10:08~古ヶ丸山10:48~白倉山11:46~大熊の頭12:40~迷岳13:33~唐谷川への分岐14:00~飯盛山北峰14:45~命の硬水15:33~スメール15:48 →(三重交通バス)→近鉄松阪
(7時間18分/16.3km,累計高度+/-:2006m/1934m)