千石嵓/Summer Collection (3)
後輩とサマコレ(9P,5.10c)に行ってきた.彼は始めてのマルチである.
私は試験前にちょっとだけ体を動かして起きたいなって感じ.
彼は全てOSしてくれたのでよかった.台風接近の中雨も降ってきて焦ったが,
3時間10分で登り切ったので,なんとか天候が悪化する前に終了できた.
はじめてのマルチでこの時間は十分エクセレントだろう。
後輩とサマコレ(9P,5.10c)に行ってきた.彼は始めてのマルチである.
私は試験前にちょっとだけ体を動かして起きたいなって感じ.
彼は全てOSしてくれたのでよかった.台風接近の中雨も降ってきて焦ったが,
3時間10分で登り切ったので,なんとか天候が悪化する前に終了できた.
はじめてのマルチでこの時間は十分エクセレントだろう。
以前(2008年7月)に一度登ったSummer Collectionにまたやってきた.
今回は前回とは違うピッチをリードした.前回は5時間半も登攀時間がかかってしまったので,
今回は4時間半を切 ることを目標にしていた.結果的には3時間15分と大分短縮できた.
次来ることが叶うならば,2時間台で登るれるだろう.
7Pを登られる師匠
奈良県大台ヶ原にある蒸籠嵓(せいろぐら)へNCCのメンバー2人とブッシュマン1(6P, 5.10c)を登りに行ってきた.一年ぶりのマルチで楽しみだった.駐車場で知人ら奈良組と合流して,大蛇嵓分岐で待ち合わせ.
先に取り付きまで下るよう言われ,3人で下った.壮絶なガレ場で落石に神経すり減らした.スリングが取り付きにあるようだが,全く分からず下り続けて,岩壁が無くなってしまった.仕方なく戻る次第.結局教えてもらった.取り付きを発見するのが最大の核心である. かなり難しい.スリングの色がピンクとかではなく,自然に調和していた.
メンバー:with 師匠
コースタイム:8:20登攀開始~登攀終了13:50 (5時間30分)
内容:10P, 295m
去年のサマコレに続き,今年はサンダーボルトを登る機会に恵まれた.5月に一度申請していたのだが,前日の雨で到底登れそうになく,結局レクチャーだけを 受けに行って帰った.今回はレクチャーは不要なので,さっさと確認してもらって7時半になるまでに出発できた.天候はこれ以上ない素晴らしい天気で,夜は 天体観測者,朝からはハイカーで駐車場はごった返していた. どのルンゼを下るかをすっかり忘れており,少しの間うろちょろしていたが,色落ちたピンクテープが結局は目印だった.2,30m下るとテープが沢山出てき た.
終了点での写真
岳人2007年4月号の特集を見てその存在を知った.
どうやら7P目の洞穴横のクラックがCRUXのようだ.しかも濡れているらしい.そのために敗退したという話を聞いたこともある.とにかく前日からの心配はそこだけだった.
今回は最終ピッチで敗退という結果に終わったが,今までに身につけてきた技術を全て出し切ってのクライミングができたことには満足している.そしてさらにレベルアップする必要性にぶつかり,課題を目の当たりにしたという意味では意義深い山行になった.
【登攀時間】
開始7:50~7P目洞穴手前11:00~テン場14:35
1P目 フォロー
北沢大滝の横のフェイス(5.6)を登った.カムがほとんどで,なぜか離れた場所にステンレスボルトが打ってあった.どう見ても使わない.終了点はさびさびハーケンだった.まるで沢登りのような雰囲気がして楽しめた.
山岳会の知人と錫杖に行こうと誘われた.初めてのアルパインなのでうれしい限りだ.フリーしかやらないが色々と練習してきたので,それなりにはやれるだろうと思い行った.圧倒的な高度感と登ったときの達成感はアルパインの醍醐味だ.
登攀開始11:30~6P終了点16:00
トレーニングのため,雪彦山に初めて行くことになった.
きれいなリングボルトが光ってる.Ⅲ級+までだから階段だった.
途中FIXEやペツルも光っていてビレイも快 適だった.
今回のサマコレは,私にとって初めてのマルチであり,しかも大台という雄大な自然の中でクライミングを堪能できたことは感無量だ.
事の起こりは1ヶ月前である.細菌学の授業を受けていたときに,inspirationの ごとくサマコレのことが思い浮かび頭から離れなくなった.そしてその日のうちに師匠に打診して一緒に行こうということになった.
西大台は2007年9月か ら立ち入り規制が行われるようになったので,
その手続きは閑人(といっても(?)驚くべきことに出席率は90%以上を維持)の私がすべてやった.
何しろ数 週間先のことなので,前日まで天気のことで無駄に神経をすり減らしてしまった.
ドライブウェイの傍らの施設でテント泊の予定が,何故かしら駐車場まで上り詰めてしまった.結局車中泊.思いっきりキャンプ禁止と書いてあるので,さすがにテント泊するほど馬鹿ではない.ガスと風が出ていて,半ズボンではかなり寒かったのでシュラフを出して寝た.不思議と熟睡できたので,車中泊も使えることを知った.
レクチャーを受ける必要があり,7時半ごろゆっくり起きて朝食をとった。緊張感のない朝だった. かなり曇っているので大丈夫か??と少し不安になった.8時半からレクチャー(オオダイガハラサンショウウオのゆるキャラプレゼン!)を受けたところ,我々を含めて5人しか西へ行かないことが判明した.しかもクライミングをするパーティは久しぶりと言われた.それからせっせとギアを装着して出発した.
アプローチに関してHPではあまり記述が無く,いかにもサクッと抜けられるかのように書かれているが,正直ルンゼの下りが辛い.イバラと虫に脅かされた ((((;゚Д゚)))) 夏なので鬱蒼とと茂る木イチゴの棘が腕や脛をプスプス刺してくる.半袖の私は何かの熱病に罹ったように,怪しい小ミミズ脹れを大量に腕に作ってしまった.自分で見てもキモイ.勘弁してくれよ~.師匠は長袖で棘の被害は少なそうだが,虫に襲われているようだった.しかもだんだんと日が照ってきたので暑そう.長袖&虫除けは必須アイテムに思えた.赤テープに導かれてやっと千石嵓基部に 到着した.シオカラ谷がよく見えた.
Route
285m, 9P (5.10c)
9:10ビジターセンター→10:00サマコレ基部→6P目13:30→9P終了点15:30