山と温泉で遊んでいる人のブログ

大台ヶ原

堂倉谷本谷/宮川水系 day1

Day 1
6:30駐車場→粟谷小屋8:00→堂倉滝吊橋(入渓点)9:00→奥七つ釜11:00→地池谷出合12:25

Day 2
地池谷出合6:00→2段35m滝7:50→正木ヶ原登山道10:25→駐車場11:10

奈良県台高山脈の大台ヶ原に突き上げる堂倉谷を1泊2日で遡行してきた.初めての泊まりで行った沢である.大杉谷コースを堂倉滝まで行き,そこから沢へ入った.

7ツ釜は想像よりも小さく思えたが,変化に富んだ沢の様相は飽きさせることがない.正木ヶ原に突き上げる詰めは暑苦しいものの,抜ければ爽やかな景色が出迎えてくれる!最高の遡行だった.

アヒルのごとくもがいている(;´▽`A“

千石嵓/Summer Collection

今回のサマコレは,私にとって初めてのマルチであり,しかも大台という雄大な自然の中でクライミングを堪能できたことは感無量だ.

事の起こりは1ヶ月前である.細菌学の授業を受けていたときに,inspirationの ごとくサマコレのことが思い浮かび頭から離れなくなった.そしてその日のうちに師匠に打診して一緒に行こうということになった.

西大台は2007年9月か ら立ち入り規制が行われるようになったので,
その手続きは閑人(といっても(?)驚くべきことに出席率は90%以上を維持)の私がすべてやった.
何しろ数 週間先のことなので,前日まで天気のことで無駄に神経をすり減らしてしまった.

千石嵓全貌

ドライブウェイの傍らの施設でテント泊の予定が,何故かしら駐車場まで上り詰めてしまった.結局車中泊.思いっきりキャンプ禁止と書いてあるので,さすがにテント泊するほど馬鹿ではない.ガスと風が出ていて,半ズボンではかなり寒かったのでシュラフを出して寝た.不思議と熟睡できたので,車中泊も使えることを知った.

レクチャーを受ける必要があり,7時半ごろゆっくり起きて朝食をとった。緊張感のない朝だった. かなり曇っているので大丈夫か??と少し不安になった.8時半からレクチャー(オオダイガハラサンショウウオのゆるキャラプレゼン!)を受けたところ,我々を含めて5人しか西へ行かないことが判明した.しかもクライミングをするパーティは久しぶりと言われた.それからせっせとギアを装着して出発した.

アプローチに関してHPではあまり記述が無く,いかにもサクッと抜けられるかのように書かれているが,正直ルンゼの下りが辛い.イバラと虫に脅かされた ((((;゚Д゚)))) 夏なので鬱蒼とと茂る木イチゴの棘が腕や脛をプスプス刺してくる.半袖の私は何かの熱病に罹ったように,怪しい小ミミズ脹れを大量に腕に作ってしまった.自分で見てもキモイ.勘弁してくれよ~.師匠は長袖で棘の被害は少なそうだが,虫に襲われているようだった.しかもだんだんと日が照ってきたので暑そう.長袖&虫除けは必須アイテムに思えた.赤テープに導かれてやっと千石嵓基部に 到着した.シオカラ谷がよく見えた.

Route
285m, 9P (5.10c)
9:10ビジターセンター→10:00サマコレ基部→6P目13:30→9P終了点15:30 

大台ケ原(東大台)

脳実習が休講になったので十数年ぶりに大台ケ原(東大台)をぶらついてきた。こんなに美しい景色が待っているというのに、どうして人は山に行かないのだろう。もったいないと思うんだがなあ、と思わず呟いてしまう一日であった。

20070928_00
一見の価値あり、大蛇嵓

Route:駐車場11:10-日出ヶ岳(1695m)11:30-正木ガヶ原11:50-牛石ヶ原12:25-大蛇嵓(1579m)12:40-シオカラ谷13:15-駐車場13:40

台高山脈縦走 4 of 4

遂に天気が崩れた.雨の中のテント撤収はやはり辛いものだ.御座嵓あたりの岩場が滑る滑る.結構やばかった・・・なんとか無地に大台ヶ原に到着し,縦走を終えることができた.

台高山脈の素晴らしさを満喫できた.
願わくばいずれ尾鷲までも抜けてみたいね.

20070501_00
雨の降る中,御座嵓にて

<5月1日(火)>
キャンプ6:00→御座嵓6:20→添谷山6:50→大台辻8:00→川上辻→大台ケ原ビジターセンター→日出ヶ岳→大台ケ原ビジターセンター11:00 (11km/5時間)

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