山と温泉で遊んでいる人のブログ
散歩

額田駅~水蓮谷コース~生駒山

1年前と同じように息子と生駒山に出かけた.初めて歩く水蓮谷コース.超楽勝のコースのはずだったけど,なぜか真夜中に藪漕ぎをする羽目になった・・・息子はこの恐ろしいルートを歩き通したので褒めてあげたい.それにしても地図は当てにならない.やっぱりGPSは最強である.

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長尾の滝;よく見ると樋がある(滝行用か)

【ルート】
近鉄額田駅21:15~長尾の滝21:53~二俣22:04~藪漕ぎ開始22:30~藪終了22:47~道路22:58~山頂縦走路22:39~宝山寺24:15~近鉄生駒駅24:55

額田駅から長尾の滝を目指す.このルートは実は初めて.途中の民家の住人と挨拶を交わし(何故かほっとする),沢山の石仏が出迎えてくれる霊験あらたかな道を暗がりのなか静かに歩いた.地図では卍が続きている.よもや廃墟となってはいまいか.

ここで小休止
谷のコースで夏は心地よいかな
急な階段が出てきた
昔僧侶が雙龍庵(そうりゅうあん)に14年間隠遁したらしい
迫り来る壁;明るいときはどんな雰囲気か
喜多地蔵尊とある

地蔵通りを抜ければ天龍院に到着した.明かりが見えお正月の準備をされているようだった.このお寺,なかなかの場所におわします.維持管理には相当尽力しなければならない気がする.

正月の準備をする天竜院

境内からのびる急な階段を登り登山道へ入る.沢沿いに歩いていく.途中徒渉(というほど大げさではないが)する箇所があり,闇夜のため少しルートを探した.

下り用の案内板
道はまだ良い

二俣にでた.当初は立派な道の続く右俣へ入り,沢を離れて南へ進み尾根に出るルートを選んだけど,遠回りになるのでダイレクトに登る左俣からの道を探した.そういえは少し戻った左手に真っ直ぐに伸びる手入れされた道があったなと思いだし,そちらへ進むことにした.

手入れされた良い道

ダイレクトに取り付けられた階段を真っ直ぐ登る.地形図とは微妙に道が違う.ここでカメラの電池が切れた!これからはスマホの画像なのでピンボケが多い.

階段をひたすら登る

階段を上りきり道なりに歩くと明らかに西へ下っていく.あれ?鉄塔へ向かう道はなかったぞ?と不思議に思い引き返したが,やはり見当たらない.

ブッシュの向こうを探ると,なんとか進めそう.どうやら物好きな先行者が歩いた気配も感じられた.生駒山へ抜けるにはもはやこの尾根を突き進むしかない.覚悟を決めて藪漕ぎがスタートした.

笹のよけて黙々と進む
うわーーーーーーーー

息子が果敢についてきてくれた.距離はたかだか100m程度だけど自分の背丈以上ある笹は子供には辛かろう.無事に?抜けると突如素晴らしい道が待っていた.どうやら巡視路のようだ.

エクセレントな道
大量のテープがある

この巡視路がどこへ行くのかも分からないのでたどるのを止めて,最短距離で道路を目指したら人工物に出くわした.その横を下ると無事に道路へたどり着いた.ほっとしたね.

ここからおりてきた

車道を進んで再び登山道へ入った.ここからの登山道は超快適なハイウェイ.先ほどの道はおおよそ登山道と呼べる物ではなかった.

登山道へ再びはいる
振り返ると夜景が綺麗
マジで快適な道が続く
ドライブウェイをくぐって登ると山頂は近い

鉄塔横の縦走路に合流した.鉄塔が光っていないのでいつもよりも暗い.遊園地はしまっておりショートカットできないので仕方なく右から回ってケーブル山頂駅へ.

鉄塔群は暗かった
近道が出来ない・・・
夜景を見ながら駐車場へ下っていく

宝山寺は初詣で長蛇の列で救急車も待機していた.いつでも出来る参拝はせず,夜店で買ったカステラとフランクフルトを食べて下山した.

ここから下は人が殆どいない

楽しい山歩きを元旦からできて満足度は高かった.
今年も限りある命を満喫できる一年になりますように.

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