山と温泉で遊んでいる人のブログ

Hiking

北鎌尾根 3 of 3

7/30: day 3
槍ヶ岳山荘3080m(5:40)→水俣乗越2480m(7:00)→ヒュッテ西岳2758m(7:00)→大下りの頭(10:05)→燕山荘2712m(14:05)→合戦小屋(15:00)→中房温泉1462m(16:30) (10時間50分)

最終日,槍ヶ岳山荘から11時間近くかけて一気に中房温泉まで下山した.
前日にあれだけ歩いて,まだ歩くかと言われかねない.

下肢が筋痛で思うように動かないが,一般道なので気楽に歩けた.
それなりに予想よりも時間を短縮でき,その日のうちに下山し奈良に帰ることが出来た.
久々の長距離運転はだめ押しで疲れたけど,楽しいねえ.

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槍ヶ岳は何度見ても美しい

北鎌尾根 2 of 3

7/29: day 2
大 天井ヒュッテ2650m(4:30)→貧乏沢への分岐4:45→天井沢出合1790m(6:25)→北鎌沢出合→北鎌colの近く 2485m(9:30)→天狗の腰掛2750m(11:20)→独標基部12:20→独標2899m(13:05)→槍ヶ岳山頂 3180m(17:10)→槍ヶ岳山荘3080m(18:00) (13時間30分)

本日が核心の北鎌尾根!
沢までひたすら下った後に,急峻な北鎌沢右俣を詰めていく.その高低差が尋常でない.
尾根に入ると台高山脈のように細く,緑の綺麗な高度感あふれる尾根が続く.
次第に尾根は岩稜へと移行し,中途半端な巻き道はかえって復帰がややこしくなった.
岩場は3級程度だが,ルートファインディングを間違うとJapanese mountains特有の脆弱な岩がお出迎え.
次々とホールドやスタンスが崩落していく姿は恐ろしい!

最大の敵は水分の枯渇.
沢歩きで水の豊富さに錯覚を起こし浪費すると,稜線で一気に尽き果て後悔の念にかられる.
炎天下の歩行は,水3Lを余裕で消費させる威力があった.
途中の雪渓がなければやばかった.

この険しくも素晴らしいルート,山歩きの醍醐味を心行くまで堪能させてくれた.

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独標から続く北鎌尾根,遠くに槍ヶ岳が聳える

北鎌尾根 1 of 3

7/28: day 1
中房温泉1462m(5:45)→合戦小屋(7:45)→燕山荘2712m(9:35)→大天井ヒュッテ2650m(12:30) (6時間45分)

北アルプスの名峰,槍ヶ岳へ突き上げる北鎌尾根を2泊3日で登ってきた.
どこか今年も歩きに行こうと思っていた矢先,北鎌尾根を勧められたので行ってみることにした.
8年位前に一度あこがれたルートだったが,いつの間にか興味がなくなり忘れていた.Revivalというやつね.

1年ぶりのまともな山登りが北鎌尾根で体力は大丈夫かと思っていたが・・・それ相応に疲れた.
岩自体は(ルート取りを間違わなければ)3級程度でクライミングや沢登りをしていたらeasyだが,
850m沢を下ってからの700mの沢の詰め+尾根700mの登りという高低差ががつんとくる.
炎天下の中の岩稜の登降で3Lの水分を飲み干した.まあ無事に帰ってこれて何より.
『自分たちの山登り』が出来たってことだね.応用の利く便利な言葉だなwww

ルートは沢あり,尾根あり,岩あり,植物ありとあらゆる要素が詰まっておりすばらしい内容だった.
登ればすばらしい時間を過ごせること請け合いのルートに思えた.
 

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燕岳をバックに(ガスで隠れた・・・)

弥山川ルート day 2

4時半,満天の星空.山で一泊する理由はこれで十分だ.
5時半に出発して弥山へ向かう.国見八方覗に到着時には既に日の出後・・・
思っていたよりもまだ日の出時刻は早かったorz

始終順調にいっていたのだが,金引尾根からの下りで痛恨のミス・・・
一瞬焦ったが,まあ無事で下山できて何よりε-(´∀`*)
洞川温泉にぼけっーと浸かってのんびり帰った.
クライミングシューズを大阪に置いてきたのも失敗だった.

それにしても大峯でこれだけ晴れた日に登ったのは8年間ではじめて!
初めての八経ヶ岳から数々の沢の比まで,どれも天候には恵まれてない.
それだけ雨が多い地域ということか.

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明星ヶ岳にて 眺めよろしい!

弥山川ルート day 1

10月27日(日)
熊渡6:00→八丁平6:30→一ノ滝8:00→三ノ滝8:40→双門ノ滝9:30→ザンキ平の肩10:15
→河原小屋跡地11:15→聖門滝12:05→狼平12:40(6時間40分)

10月28日(月)
狼平5:30→弥山6:20→八経ヶ岳6:40→明星ヶ岳7:00→日裏山7:35→金引尾根分岐8:20
→金引橋9:35→熊渡10:00(4時間30分)

山での静かな時間を過ごしたいと思い,6年ぶりに弥山川ルートを泊まりで歩いてきた.
このコースは大峯の中で最も素晴らしいコースの一つと思う.
直前まで雨が降っていたため,増水で前半の徒渉に幾分難渋した.
日帰りも十分可能だったが,小屋に泊まってのんびりと山の静けさに身を置いてきた.
残念ながら紅葉は台風で壊滅だったが,自然の美しさを心ゆくまで堪能させてくれた.

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100名滝にも選ばれる双門滝

五竜岳~鹿島槍ヶ岳~扇沢 2 of 2

10時間ずっと雨風に晒されていた.世間では遭難騒ぎがニュースになっていたよう.
昨日にもましてコースタイムを縮められ,当日中に扇沢まで下山できてしまった.

思ったよりも体力は低下していない?いや,単にガレ場登りで時間を稼げただけか.
まあ,いずれにせよ無事に下山できて何より.NORTH FACEのレインウェアよ,ありがとう!

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鹿島槍ヶ岳(2889m)にて雨・風に晒される.視界ZEROで清々しい.

五竜岳~鹿島槍ヶ岳~扇沢 1 of 2

4年ぶりに北アルプスを単独縦走してきた.
前回は白馬岳~唐松岳を歩き遠見尾根を降りてきたので,今回はその続きと称して
遠見尾根から五竜岳~鹿島槍ヶ岳~爺ヶ岳~扇沢と縦走した.
針木岳はいずれ機会があればってことでパスした.

7月28日 神城駅→ゴンドラ乗り場12:20
アルプス平駅12:30→小遠見13:30→中遠見13:55→五竜山荘16:10
合計:約6.5km/3時間40分
7月29日 五竜山荘4:30→五竜岳5:20→キレット小屋7:25→鹿島槍ヶ岳(南峰)9:15→冷池山荘10:10→爺ヶ岳→種池山荘12:00→扇沢ターミナル14:30
合計:約20km/10時間

 

体力低下が心配される中,確実に天気が崩れることもわかっていたのに,
休みという強い強い制約の下,半ば強引に出発した.あまりよろしくないことであるが(;´∀`)
雨中の単独テントの設営などQOLを落とすのも嫌だったので,小屋泊(素泊まり)とした.
2泊3日の予定だったが,想定外に順調な足取りで,結果的には1泊2日で下山できた.

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景色悪いし雨降ってるし,明日はもっと天気悪し・・・と萎えとる(゜∀゜ )

龍王山/天理

梅雨の合間をぬって,山辺の道から派生する龍王山(585m)に登ってきた.

天理市トレイルセンターに駐車し出発.入り口の道路が一本違ったみたいで,
荒廃した登山道を歩く羽目になったが,すぐにしっかりした登山道に合流できた.

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花崗岩の登山道は意外と楽しめた.
思ったより距離が長かったが,2時間くらい(?)で頂上に着いた.

頂上からの眺めはよろしく,天理市の全景がきれいに見渡せた. 帰りは元来た道を引き返した.長岳寺・奥の院への道は,地図をよく見てなかったのでどこへ出るのかわからなかったので,アンパイをとった. 地図を見たら問題なくいけたのに・・・

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左肩の山は大和三山の一つ,耳成山
遠くは左から金剛山・葛城山・二上山

手軽だけどおすすめできそうな山だった.
でももうそろそろ暑くて不快だろうね(;´Д`)

鳥見山~長谷寺

近鉄榛原駅9:10→鳥見山公園10:00→鳥見山山頂(734.6m)10:30→萱森12:15
→まほろば湖13:00→長谷寺→長谷寺駅→奈良駅15:00

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新緑の鳥見山が美しい

天気が良かったので,榛原から少し歩いてきた.駅の北口にはコンビニがなくて,結局お茶500ml以外は何も食い物を持たずに登った.例によって登山口がわかりにくく,取り付きまでに時間が掛かった.

住塚山~国見山/室生山系

Date:2013年3月10日
CourseTime:4時間05分
Route:屏風岩公苑8:45→住塚山9:30→国見山10:10→クマタワ11:15→林道
→若宮峠12:30→屏風岩公苑12:50→お亀の湯→名張→R25

スギ花粉,PM2.5,黄砂の吹き荒れる中,スギ林に果敢にも突入してきた.
天気は今ひとつな上に,上記有毒物質である.遠くが霞んでいる.
ここに来るのは2006年12月以来.車で屏風岩公苑までアプローチした.
公苑の左端からさくっと住塚山まで登った.風が轟音で吹き荒れ,木がしなっていた.
アレグラでアレルギー症状は何とか鎮静出来たが,眼がかゆい.

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文字通り屏風岩

下山後気づいたが,屏風岩の頂上には管理棟から少し戻ったところから登り,
若宮峠をから登れるよう.そこから住塚山まで縦走できるみたい.
実は前回も登っていない(;・∀・) ちゃんと本を読んでいない!?

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国見山への細い尾根

山辺の道/石上神宮~三輪山

今週は古事記時代から存在するとされる「山辺の道」を散歩してきた.最後に三輪山を始めて登ってきたので,合計19kmくらい歩いた.長距離だが,歩きやすい道なのでそう苦労はしなかった.早春の梅の季節などは美しいだろうね.

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天理教会本部8:30→石上神宮8:40→環濠集落→長岳寺の前9:45→行燈山古墳9:55
→桧原神社→狭井神社11:00→三輪山山頂11:30→狭井神社12:00→大神神社→三輪駅

春日山原生林/首切地蔵~芳山

3連休の最終日くらいは自然をエンジョイしようと,雪の舞う奈良の山へ.
今回は旧柳生街道を歩いて,特別天然記念物かつ世界遺産である春日山原生林をぶらついてきた.
近場でボルダリングとかも考えたが,やはり歩きという原点へ戻りたくなった.

曇り時々雪という寒い天気だったが,その分人も殆ど皆無で楽しいハイキングができた.
cameraを忘れたため,バカホのちゃちカメラ(しかも設定が狂っていた)で撮影のため醜く酷い.

【CourseTime】
11:30頃 近鉄奈良駅→奈良ホテル→破石町バス停→滝坂の道→首切地蔵→峠の茶屋13:20
→芳山14:00→地獄谷石窟仏14:30→首切地蔵→春日奥山遊歩道→春日大社15:20→近鉄奈良駅

概念図

瑞牆山 & ボルダー

6:00に出発し百名山でもある瑞牆山(みずがきやま:2230m)に登ってきた.
カサメリ沢の林道終点から出発し,往復4時間ちょいで下山してきた.
出発時は天気が思わしくなかったが,山頂に近づくにつれて雲がきれてきた.

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近頃殆ど歩いていなかったので,下腿の筋肉に少々負荷が掛かってしまった.
山頂からの眺めは素晴らしく,百名山の名にふさわしい山であった.
下界の空気ばかり吸っているとはっきり言って病んでくる.
たまにはリフレッシュのため山に登りたいもんだ.

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かえってきて,2時間ほどボルダーに行ってきた.
今日は二ノ谷エリア.「百里眼」をトライ.reachyなランジ一発課題.
みんなが触ってそうなリップのやや左の箇所を,左手で取った.
右のカチが思ったより良かったので,トライ回数が増えてもさほど負担にならない.
面白い課題であった.登り終ったあとは,バーベキューをした.
去年の二の舞は無かった(`・∀・´)

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明日からは天候が崩れるようなので,帰ることとした.
自宅に着くまで1100kmの運転となった.久々に長距離運転した.
疲れは溜まっており,片付けもあるし,次の日に仕事が無くて良かった.
早めに帰って正解だろう.やはり社畜にはぎりぎりの日程は無理だとわかった.
ボルダーマットは無駄にかさばるという教訓も得た.
だがやはり1人1枚はマットがあった方がよいだろう.難しい・・・.

瑞牆のように近場に通って打ち込める課題があれば良いのになあ.
関西にいる限り,ダメだろう.仕事場を移すしかなさそうだね.

Today's Climbs
百里眼 1Q

桧塚/台高山脈

台高の山に久々に歩きに行った.
天気は優れなかったので,往復にしたが,スタートが分からずに,
結構泥臭いことをしてしまった.まあそんなのもたまには良いと思えた.

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木屋谷橋(駐車場)9:00→林道→(偽)マナコ谷登山口10:30 →桧塚13:20→登山口15:45→駐車場16:20

大台ヶ原/台高山系

友人と大台ヶ原へ行ってきた.
5月の大台ヶ原は爽やかで,心地よかった.

尾根と谷のコントラストが美しい@大蛇嵓

ビジターセンター→正木ヶ原→大蛇嵓→シオカラ谷→ビジターセンター(4時間くらい)

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