山と温泉で遊んでいる人のブログ

Hiking

額井岳~戒場山/室生山系

近鉄榛原駅から歩いて額井岳~戒場山を歩いてきた。榛原周辺の山で登っていなかった数少ない山の一つ。薄らと雪に覆われた山中はずっと独りで気持ちが良かった。室生ダムの湖畔を歩いて美榛苑の温泉に入ってきた。ダム沿いの水平道は気持ちよかった。我ながらNice choice.

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正面が額井岳

【Route】
6:50 榛原駅→7:35 入山→8:05 700m分岐→8:20 額井岳山頂→8:50 戒場山とのコル→9:05 戒場山→戒長寺 9:25→10:20 室生ダム→美榛苑 11:05→榛原駅 12:40(16.4km, 5時間50分)

蓮周遊/961m峰~布引山~迷岳

蓮ダムからダイレクトに961m峰を目指し,布引山を経て迷岳そして飯盛山へと縦走しスメールへ戻る周遊ルートを歩いた。

本日登る格好いい尾根(左奥に961m峰が聳える)

961m峰への登りが最大の核心だった。急峻な尾根に現れる脆い岩場が邪魔をする。特に700m付近はロープなしで突っ込んでいたら致命的になっていた。もっとも変な気を起こさずに事前のシミュレーション通り等高線の広い箇所へトラバースすれば問題ない。沢登りの巻きのようなルートだった。布引山からは美しい自然林を楽しめる。帰りの飯盛山ルートは疲れた体にはこたえた。2018年5月に歩いているけど,初級者向きじゃないな。

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帰りのスメール発のバスに間に合ったのが何より(温泉にも入れた)。
タイムリミットがある山行は久しぶりだけど,情報なしのバリエーションってこともあって緊張感が半端なかったよ。

<ルート>
10/31 松阪駅ビジネスホテル(混んでいた!!)
11/1 松阪駅→三重交通→宇藤木(9:02)→布引谷橋→取り付き9:26→500m尾根9:55→700m岩壁直下10:30→750m尾根10:55→961m峰11:23→1071m布引山11:53→1195m峰12:33→縦走路合流12:55→迷岳13:30→唐谷林道分岐14:10→930m峰(飯盛山南峰)14:30→809m峰(北峰)14:55→林道分岐15:08→登山口15:40→スメール15:47(合計12.5km, 6時間45分 累積標高 +1605m/-1472m)

東大台/台高山系

友人のPORSCHEに便乗して大台ドライビング・・・のはずが,狭い大台ヶ原ドライブウェイへ観光バスが突っ込むものだからイレウス状態になってお巡りさんが駆けつける事態に。衝撃・・・これで1時間ロスした。

終盤のハイライトとして大蛇嵓に殺到した人と,遅めに出発して先に大蛇嵓を訪れた我々が完全にバッティングしてアップルストア顔負けの行列に巻き込まれた。友人の初大台なので大蛇嵓は外せないのでスキップせずに並ぶことにした(=_=) これで1時間の追加ロス。

でも景色と紅葉は素晴らしかった!渋滞で引き返さずに粘った甲斐があった。

正木が原からの素晴らしい眺望

<ルート>
12:10ビジターセンター→13:00尾鷲辻→牛石が原→大蛇嵓分岐13:25→大蛇嵓14:30→15:05尾鷲辻→正木が原→15:45日出ヶ岳分岐→15:50日出ヶ岳→16:37ビジターセンター

霊峰石鎚山

夜行フェリーで四国に上陸し,6日にかねてより一度は訪れたいと思っていた石鎚山の頂を踏んできた。海から急峻に立ち上がる石鎚山系の山々は車で走っていいても迫力があった。

天狗岳山頂にて
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下谷駅8:40→ロープウェイ→成就駅8:48→石鎚神社成就社9:20→八丁9:40→前森社10:30→剣山10:50→夜明峠11:05→一の鎖11:15→二の鎖11:30→三の鎖11:50→石鎚神社12:15→天狗岳12:27→石鎚神社→12:50→夜明峠13:47→石鎚神社成就社14:58→成就駅15:30→駐車場16:00(6時間10分+ロープウェイ)

釈迦ヶ岳から不動木屋山/大峯山系

リハビリのために手頃な釈迦ヶ岳(1800m)に登ってきた。といっても林道なき時代は深山幽谷という言葉が相応しい大峰最深部である。下山はバリエーションにしてみたが,石楠花ブッシュと植林の急峻な下り+自然林の登り返しで熱中症のような強烈な脱力感に襲われやばかった。ルート取りが少々強引すぎた・・・

煩悩を見透かされているような図だな
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登山口10:30→1465m分岐11:25→古田の森12:05→1345mピーク14:30→1233m三角点14:40→コル→沢14:55→登山口15:15

天城山

天城山ハイキングに行った。

以前に2回登っていずれも2時間半ほどで周回していたので,今回も楽だろうと適当に考えて行ったら甘かった。子供同伴だと全然進まない+抱っこでハードトレーニングになってしまった。

万次郎岳1299mにて

駐車場9:30→万次郎岳11:20→ 万三郎岳13:30→涸沢分岐14:15→駐車場16:00(8.8km/6h30m)

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大台周遊 2 of2

しっとりとした美しい尾鷲道,倒木や崩落で荒々しい稜線, 稜線から見渡せる熊野灘とその島々,方向感覚を失う平坦な尾根,苔の絨毯,嘉茂助谷ノ頭へのナイフリッジ,沢筋の急峻な下り,長い登りの堂倉林道から眺める堂倉谷の美しさ,そして粟谷小屋から日出ヶ岳まで一気に登る500m以上の高低差。内容の濃いルートで大満足な一日だった。

嘉茂助谷ノ頭の手前のピーク与八郎高にて

Day 2
宿5:45→尾鷲辻 6:15→堂倉山 6:45→地池高 7:50→ P1344m 8:30→P1276m 9:35→ 嘉茂助谷ノ頭 10:20→分岐 10:45→堂倉林道 11:28→堂倉谷の橋 11:38→延命水(粟谷小屋手前) 12:28→日出ヶ岳 14:15→ビジターセンター15:00

大台周遊 1of2

10年以上ぶりにT氏と山に行った。私を台高にいざなった先輩である。

大台ヶ原ビジターセンターから堂倉山~地池高~嘉茂助谷ノ頭~堂倉林道~日出ヶ岳とつなぐ周遊ルートを歩いてきた。

大台ヶ原は満点の星空が見えるんだよ

Day 1
大台ヶ原 心・湯治湯に宿泊
真夜中にコウモリか何かが窓に当たってもがく音で覚醒した。

Day 2
宿5:45→尾鷲辻 6:15→堂倉山 6:45→地池高 7:50→ P1344m 8:30→P1276m 9:35→ 嘉茂助谷の頭 10:20→分岐 10:45→堂倉林道 11:28→堂倉谷の橋 11:38→延命水(粟谷小屋手前) 12:28→日出ヶ岳 14:15→ビジターセンター15:00

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Data
距離:20km,累積標高:+1442m/-1442m,9時間15分

高見山荘と高見山/台高山系

私の庭である台高山脈高見山の麓にある高見山荘に2泊3日で行ってきた。たらふく魚を料理と温泉を堪能し,高見山に高見峠から往復して汗をかいた。毎回穴場を探してくる自分自身に驚かされる(^o^)

楽勝の登山(?)
川の水で養殖している

<ルート>
高見峠9:20→山頂10:35→高見峠12:00

槍ヶ岳 Day 4

最終日は早朝から下山開始。雲が晴れて朝日が比較的綺麗に見えた。有り難みはもはや感じないが,爽快なのは素晴らしいことだ。

定番の風景

下山後の高山市街での焼き肉が旨かった。価格も高騰中らしい。ふるさと納税の影響もあるだろう。 温泉あり,美食有り,そして電車で行けるという立地はありがたい。是非とも高山は再訪したいと思った。

Day 4
槍ヶ岳山荘5:55→救急箱6:55→飛騨の水場7:45→槍平小屋8:35→滝谷避難小屋9:20→駐車場10:25(7.9km)

槍ヶ岳 Day 3

雨は止んだが曇り空の一日。
一瞬の晴れ間を狙って槍の山頂に学生さんらと登ってきた。

小屋はアジア系の登山者の数が5年前と比べて相当増えていた。日本も徐々に産業構造が変化している様だ。

時折顔をのぞかせる

Day 3
槍ヶ岳山荘14:30→槍ヶ岳山頂15:00→ 槍ヶ岳山荘 15:45

槍ヶ岳 Day 2

朝から小雨が降っておりコンディションは良くなかった。樹林帯の虫が相当神経を逆なでるので精神衛生上悪い。稜線でも視界は乏しい。

南岳への稜線にて

Day 2
槍平小屋6:55→南沢下部雪渓7:15→尾根9:10→上部雪渓10:00→南岳小屋11:00→南岳山頂12:00→天狗原分岐12:15→中岳13:15→大喰岳13:55→飛驒乗越14:20→槍ヶ岳山荘14:40(6.3km)

槍ヶ岳 Day 1

5年ぶりに槍ヶ岳へ行ってきた。
前回は北鎌尾根だったが,今回は新穂高温泉から滝谷を眺めて登ってきた。

槍平小屋での食事(美味しい)

Day 1
白出沢出合駐車場14:00→滝谷避難小屋15:10→南沢出合15:50→槍平小屋16:10

Day 2
槍平小屋6:55→南沢下部雪渓7:15→尾根9:10→上部雪渓10:00→南岳小屋11:00→南岳山頂12:00→天狗原分岐12:15→中岳13:15→大喰岳13:55→飛驒乗越14:20→槍ヶ岳山荘14:40(6.3km)

Day 3
槍ヶ岳山荘14:30→槍ヶ岳山頂15:00→ 槍ヶ岳山荘 15:45

Day 4
槍ヶ岳山荘5:55→救急箱6:55→飛騨の水場7:45→槍平小屋8:35→滝谷避難小屋9:20→駐車場10:25(7.9km)

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有馬温泉/六甲山系

初めて有馬温泉で療養してきた。
うだるような暑さが続いていたので,どうせ暑いだろうと高を括っていたが,有馬や六甲山には風が吹き抜け非常に涼しく快適だった。

街中で湯気が噴き出ていた

箱根駒ヶ岳ロープウェイもいいが,六甲のも良かった。また別の趣がある。

ロープウェイで楽して登った

六甲全山縦走を普通にしていたかつての師匠の年齢に近づくにつれて,その偉大さを思い知るようになったよ(°°;)

七面山/大峯山系

奈良大峯山系の七面山に日帰りで行ってきた。
七面山といえば,2010年に中ノ川を遡行したが,天気が悪くモジケ小屋で断念して以後疎遠となっていた。この頃は沢から足を洗ってフリークライミングに専念しかけた時期だった。時が経つと,また沢登りってやつが楽しく見える。人間の性だろう。

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舟ノ川 流域の山奥にも集落が点在していることもだが,そこに惣谷狂言という無形文化財が伝承されているということが非常に興味深く驚かされた。大峰を歩くといつも思うが,林業が盛んであった時代のエネルギーを過去に戻って一度でいいから感じてみたいね。

七面山への縦走路

七面山南壁にフリーのルートがついこの前開かれたようだ。ググると12 pitches 5.11-とwebで公開されていた。辺境故,風化のリスクが高いが,一度は登ってみたいなあ(また鍛え直さねばならんが,さてどうか・・・)

七面山南峰と奥に仏生ヶ岳(槍ノ尾から)

<Route>
大阪—県道235終点(崩壊で行き止まり) 8:50→登山口 10:05→七面山西峰 12:05→ 東峰 12:30→あけぼの平→槍ノ尾ノ頭 13:25→登山口 15:05→林道終点 15:55(約13km, 7時間5分)

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