山と温泉で遊んでいる人のブログ

温泉

ひき岩群と丹生やませみ温泉

阪和自動車道の南紀田辺ICからほど近いところにある蟇岩(ヒキ;ガマガエル)を訪れた.標高は120mにも満たないが,巨岩に穿たれた階段を歩いて頂上まで登れる.しかも景色が頗る(すこぶる)良い.素晴らしい散歩コースと断言できる.

岩の上を歩ける素晴らしい散歩コース
今度は三角点周遊コースにしたい

そこから奇絶峡を通り過ぎて国道425の南の県道735へ入り,十津川に抜けた.果無山脈のちょうど北の谷を流れる上湯川に沿っている.9年前にR425を通ったので今回は735にしたが,奈良県側が相変わらず細くて楽しい.が,林業が盛んで植林が多め.途中,岩を切り開いて強引に通した感じの箇所(引牛越など)がいくつもある.十津川に入って下北山へ抜けたかった(何度か走っている)けど今回は時間切れ.

道中,丹生ヤマセミ温泉館(龍神村)を訪問した.訪れる客も少なく,非常に静かに浸ることが出来た.オススメ.

静かで心地よかった

青蓮寺湖

渇水でダム湖内に降りられるようになっていた.
初めてこんなに少ない青蓮寺湖を見た.

夜に曽爾高原のお亀の湯に立ち寄った.入ったのは2020年1月以来.この時は快適だったな.
前回(今年1月)は混みすぎですっ飛ばした.

普段はごった返して不快指数高い温泉も,今回はガラガラで快適だった.
温泉はやっぱり日曜の夜だわ.

大柳川渓谷としもべ温泉(山梨県身延町)

何年ぶりだろうか,昔よく訪れた山梨へ行ってきた.
多分13年前に瑞牆山へ行ったのが最後だと思う.その間に新東名と中部横断道という二つの道路が開通したので,中央道からアプローチせずに快適に移動できるようになっていた.

偶然見つけた大柳川渓谷と温泉をセットに巡った.私自身,歩きと温泉の無い遠征は一切興味が無い.近くにある身延山(1,153m)は大山倍達が山籠もりしていた(隠れていた??)ことで聞き及んでいた,訪問先一帯がアニメ「ゆるキャン」(名前だけ知っていた)のモデル地だったというのは初めて知った.

大柳川渓谷の駐車場は灼熱でキャンパー以外はいないようだった.渓谷内も渓流釣りの一人以外は見かけなかった.来るべき時期ではないということか(笑)

秋の紅葉は綺麗そうだ
造りの良い吊り橋がいくつも架かっている
渓谷に沿って登っていく

二つ目の吊り橋を終えると,散在する巨岩を眺めながら登っていく.植林がしっかり手入れされていて美しい.

夫婦岩(日本各地にある)
ミニ大杉谷(三重県大杉渓谷)といったところ
岩の階段には降りられなかった(残念)
天淵の滝

天淵の滝は美しいなめ滝.泡が富士山の冠雪に見えると.確かに.左岸のブッシュを巻けそう.それにしても水量が多い.鉄パイプで造られた階段を上り,分岐が出現.迷わずにチャレンジコースへ.

ひとまず左へ
五段の滝ってどこだっけ?

すぐに堰堤が出てきた.これは滝でないのでさらに進む.吊り橋があるので楽勝と進むと,段々と登山等(超初級の沢登り)のようになってきた.

沢沿いの登山道になってきた

このままでは沢を詰め上がってしまいそうとのことで引き返しすことに.少し戻ると,川の右俣にピンクテープあり,そこから先にもいくつかの滝があるようだ.

出会いにピンクテープあり

看板のあった分岐まで引き返し,のんびりコースへ戻る.遊歩道が続く.

ここから左岸に渡る

この渓谷,結構なゴルジュで,遊歩道なしでは相当困難な遡行になりそう.水量も多い.

右岸から突破できそう
降りられないかと思ったけど厳しかった
水量が結構ある
吊り橋を渡って東屋へ

支流からの細い滝(観音滝)を眺め,東屋で休んでから出発.最後の橋を渡り,閉館した温泉横を通って車道へ飛び出た.集落を眺めて下っていく.

レトロな看板が心地よい
2019年より休業・閉業のようだ
天狗橋から先がガチ登山道だった・・・
十谷(じっこく)温泉;ここも気になる
到着が食事時でなかったのが残念
下ると古民家のつくだべかんに至る
頌徳碑(しょうとくひ)が建っていた(解読できず・・・)

駐車場も戻ってきて,下部(しもべ)温泉へ.
下部温泉駅から車でしばらく川沿いを登っていく.実に趣がある温泉郷.道が狭い,駐車場が乏しい,全体的に大規模修繕されていない等々.その中でも特に際立っていた格安の「湯元ホテル」を選択した.素泊まり6,200円である!

川岸の旅館で趣深い

Google レビューがとても興味深いのだが,とくに秀逸なものを引用させていただいた.私も完全に同意見であった笑

温泉が好きじゃない人には全くウケない宿です。安いからといって安易に選ばないほうがいいですよ。 よくサービス料込みという記載がありますが、ここは真逆でサービス料無しだと思ってください。サービスもおもてなしもありません。喋らないお湯が代わりにもてなしてくれます。
(中略)
お風呂場の衛生は下限ラインギリギリです。無理な人は全然無理な感じです笑
(中略)
富士急のお化け屋敷に泊まるような感じですが極楽浄土が見れる極楽湯なのは間違いないです。 朝食は600円で追加してもらいました。 ゴミです。 言い過ぎですね。 子供が学校行く前にかっこむような飯です。ネオバターロールとソーセージ。そんな感じ。

ここよりぼろい宿にも泊まっているので全く問題なく快適に過ごせた.
そして温泉で極楽を感じられた.圧倒的感謝!!!

アルカリ単純温泉 わずかに硫黄の臭いがする
ここは地上なのか,地下なのか

冷泉と温泉を交互に入る.湯船が二つある.これが実に心地よい.冷泉はこの時期特に最高で,無限に入っていられる.それにしてもボロい(^_^)

となり部屋(文字通り)へ行くのに頭を低くしてくぐるwww

他に狭小な岩風呂がある(あれは地下?).レビューに沢山写真が上がっている.あんなに明るくない.

ここから岩風呂へ
床が抜けそうでかぐわしい

山梨も温泉が沢山あって楽しい.
残りの人生でどこまで山と温泉で遊べるのか.充実して人生を終えるまで,日々思案している.

大洞岳/室生火山群

予てから訪れたいと思っていた大洞山を登ってきた.稜線で繋がっている「尼ヶ岳」は今回は登っていない.ちなみに以前登ったのは「局ヶ岳」.ややこしい・・・

大洞山は想像以上に急峻だったけど,道は整備されているし,植林も明るいので快適に登れるお手頃な山だった.

大洞山(雄岳)1013m
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dボル難波

一ヶ月ぶりのジム.
日々の業務に加え,講演会のスライド作ったりとやることが増えていてご無沙汰していた.どうも内容の受けが良かったみたい(ありがたい)で,2月,3月も講演することになった(^^;)

到着するやいなや,相棒がオンコールで招集されたので,1人でボルダー.
周回遅れでガラガラになっているバルジ面の常設宿題の2級をリトライ・・・も,筋力が全体的に落ちていて苦戦というか敗戦.反対面の常設2~4級も触った.2級は1本のみRP.カチ得意系

最期にムーンボード.この時点でヨレヨレ.鈍りきっている・・・
V5は無理ゲー.V4も厳しい.宿題大量に作ってブックマーク登録し終了.

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午後,というか14時くらいから思い立って台高北部の大又に近い「やはた温泉」に行ってきた.ついたのは17時過ぎ.どうやら寒波が来ていて,本日に明神平は積雪で楽しかったよう.温泉はガラガラ.無人の時に記録させて貰った.

無人の時に記録させて貰った
単純温泉ながら湧出量は1980L/hと豊富だ
成分表

買ってから16~17年経つ冬靴を初めてリソールに出した.最近は年1回履くかどうかだけど,よく耐えた.なので1月末まで雪山には行けない・・・

下北山村と上北山村の温泉/奈良県

白浜からR311を抜けて川湯温泉(4年ぶり)を通過して,奥瀞(おくとろ)でR169に入り,道の駅おくとろへ立ち寄った.ここは和歌山県の飛び地である北山村.前回いつ来たかは定かでないが,沢にはまっていた2009年頃以来だろうか.

道の駅おくとろに併設の温泉

が!温泉は15時からとのことで入れず・・・ポン酢マニアのためジャバポン(邪払という和歌山名産の柑橘類のポン酢)を購入して次へ.

R169の不動トンネル側ではなく,七色ダム(ここはギリギリ三重県である)の上を走って下北山村へ向かった.七色(なないろ)は十津川村の大字だけど,七色ダムは三重県熊野市である.J-POWERが頑張っている.

七色ダム;静寂そのもの

ここは「きなりの湯」がある.沢の帰りにこのあたりはしばしば通ったことがあるが,入湯は初めて(と思う).残念ながら屋根の修理のため,露天風呂は入れなかった.

いろいろ整備されている
十津川村と並んで奈良県の南端にある
想像以上に綺麗な施設であった
休憩室が広くて静か,快適そのもの
池原ダムに見せた「ダムカレー」good.

下北山村の次はR169を北上して上北山村へ.一部崩壊していてGoogleマップでは通行止めと表示されたが,どうやら仮設道路で片側通行で復旧していると聞いて安心した.不通なら恐ろしいことにR168まで戻らねばならない.

普段は素通りしていた上北山温泉

薬師湯は昔(30年ほど前),祖母達に連れられて宿泊した記憶がある.そのときは餅まきをやっていた.前の川で遊んだ.今でも美しい流れは健在だった.施設はリノベされたようで,まさにホテルの綺麗さ.賑わいも先ほどと比べてある.ダムでのバス釣り・ボートやヒルクライムなどアクティビティが多いようだ.

夏はここで泳いだ;しかし水が綺麗だ!
成分表も凝っている

小処温泉は小橡川沿いに上北山村からでもアクセスできるようだ.と思ってこれたらGoogleマップを見たら,去年に閉鎖されていた・・・何れ訪れたいと思っていたら無くなった.Time passes by. 時は待ってくれない.

R169沿いにまだ入之波温泉と杉の湯があるけど,訪問済みのためパス.入之波温泉は五色湯と山鳩湯の二つがあったけど,前者は私の訪れるのを待たずして閉館してしまった.後者は10年前に訪れた.もうそんなに以前か・・・

好きな温泉がこれからもっと消えていくのなら,自分で買い取って旨く運営できないかなと最近思うんだけど.それくらいの財力をつけて後世に遺産を残せるようになりたい.そんなことを考えている.

鯎谷高~父ヶ谷ノ高~国見山周遊/台高山系 2 of 2

天気が回復し美しい,気温もほどよく下がって快適に歩けた一日だった.深山幽谷を心ゆくまで堪能できるコース.だが,下る尾根が一つでも異なると道迷いしやすいコースでもあった.

対岸は仙千代ヶ峰(1099.6m)の稜線

美しい台高の山々の写真を沢山掲載しておく.

局ヶ岳 1028.7m/台高山系

台高山系の北端にある高見山から東に延びる尾根上に,スノーハイキングで有名な三峰山がある.その更に東にある局ヶ岳(つぼねがたけ)に行ってきた.実はまだこの山は登っていなかった.2年前に古ヶ丸山から蓮に抜けたとき,帰りのバスから見えた立派な山容が気になっていた山.お手軽で台高らしさを堪能できる山だった.

局ヶ岳山頂からの眺望
今回は面倒なのでGeographicaのを使用した

コース:局ヶ岳神社 11:00→旧道→山頂13:50→新道→神社 16:30 合計5時間30分,8.27 km

貝石山と榊原温泉

3年ぶりに貝石山を尋ねた.
昼過ぎに駅を後にしたので結構遅い.
子供を連れていったので今回は山歩きは一切無し,車道オンリー.

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誰も歩いていない.というか,普通歩かない.
温泉の送迎バス(ガラガラ!)に何度も出会っては抜かれた.
ダイアグラムの小学生の問題にありそう(笑)

小麦が実っていた
貝石山の麓
微妙にピンボケ・・・
岩はかなり脆い

岩場の対岸に見えるは国民宿舎.
納涼にはもってこいのロケーションだけど廃屋となっている.

廃墟の国民宿舎

温泉郷は多くの廃墟が目につく.アクセスに難があるのは否めない.

屋内に植物が侵入している

ヘトヘトになって温泉へなだれ込んだ.
湧出量230L/minと素晴らしい.
日曜日で結構混んでいたのが,少々満足度が下がってしまった(経営的には勿論良いことである).

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日暮れ近い.が,榊原温泉口へのバスがない!しかもタクシーは皆無ときた.
これは厳しい.客足も遠くなるだろう.
近鉄名古屋線の久居駅までバスで出て,伊勢中川で乗り換える.疲れた.

今度きたときは貝石山の山頂を踏んでみたい.どうやら道があるようだ.

観音峯山

寒波到来を見計らって大峯・観音峯山を散策してきた.今回は往復のみ.
久々に取り出した12本爪クランポンが活躍してくれた(かれこれ15年くらい使っている).

普段娘を抱っこして歩きまくっているので,この程度の山行では疲れなくなっている.最新の情報やギアを手に入れパッキングを工夫した.超軽量かつコンパクトにできたのも体力温存につながったと思う.

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前衛峰1285m

Route:
登山口9:40-岩屋分岐11:00-展望台11:20-1285峰11:37-観音峰山頂12:10-1285峰12:40-岩屋13:15-登山口14:20(4時間40分)

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