山と温泉で遊んでいる人のブログ

Hiking

飯盛山/生駒山系

かねてから訪れたかった生駒山系の野崎観音~飯盛山城址~四條畷神社のコースを歩いてきた.このところ熱中症リスクが高い日々が続いていて,低山は止めておいたほうがいいかなと危惧していた.だけど思ったより湿度が低くて,山中には日陰が多く風が心地よかったのでかなり歩きやすかった.手軽ながら史跡や古刹が連なり眺めもすこぶる良い,万人にお勧めできるコースだった.今度は夜歩いてみようと思う.

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ここまで来るだけで汗だくになる

雰囲気の良い慈眼寺の境内を登って登山道へ入った.

車道を横切ってすぐに登山道に入った.結構笹が茂っている.虎ロープが随所に張ってあって思ったより急だった.標高210mを越えてくるとなだらかというかほぼ平坦に近くなって楽に歩けた.

飯盛山城址
最高のキャンプ適地じゃないか!!!

道中,沢山の大きな茸が生えていた.茸たちには失礼だけどキモい( ´;゚;ё;゚;) 倒れているやつなんか悪臭が鼻につく.よく人類は高確率で毒キノコに当たりそうなこのカビのお化けを食べてきたなと感心するよ.まだ毒性が未知の茸も多数あるんだってね.食べる気にもならないものも多いだろうけど.

シロオニタケが検索でヒット(あってる?):毒キノコ
FM大阪の電波塔

飯盛山の山頂に楠木公の銅像が建っている.高々314mの山だけど登り切るとなんだか気分が高揚する山だった.

楠木正成と四條畷は縁が深い(知ったのはごく最近・・・)
深北緑地をはじめ大阪市内までよく見える
山頂を過ぎれば超快適(振り返る)

下山中にスマホの放熱が追いつかなくなっためか,画面がブラックアウトしてつかなくなった.このような事が深い山で起こってもいいように,ガーミンのGPGをバックアップで携行するのが望ましいと思い知らされた.

最後の分岐を左に下ると以前途中まで歩いた四條畷神社の裏手に出た.なるほどこういうルートだったのか.

四條畷神社の南に出た
暑くて人もまばら
手水舎(てみずや)の季節を感じるおもてなし
いくつ訪れたかな?

下界の参道はアスファルトのせいもあって暑かった.JR四條畷から快速列車にのって帰った.

夜,所用あり中之島に立ち寄った.中之島って高速道が近く空気が汚いので煙たく感じることがよくあるのだけど,今日は暑いせいでダメ押しでドブくさかった・・・.コレばかりは仕方ない.アングラーが結構いて,何が釣れるのか気になった.

綺麗にライトアップしているよ

古ヶ丸山~迷岳~飯盛山/台高山系

かねてから歩きたいと思っていた古ヶ丸山から白倉山,迷岳を経てスメールへ抜けるルートを歩いてきた.バスの時間というリミットがある中,相当気合いを入れて歩いたので時間をセーブできた.幸いスメールで温泉に浸かっても最終バス(17:15)まで時間がゆとりがあった.道は比較的明瞭で登山者が定期的に入っている印象.強度も以前の布引山ほどではなかった.だが台高の素晴らしい雰囲気は堪能できる素敵なルートだろう.

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手前が白倉山

ルート
JR三瀬谷7:45→(大台町営バス)→犂谷8:30~柁山(865m)9:45~清治山(971m)10:08~古ヶ丸山10:48~白倉山11:46~大熊の頭12:40~迷岳13:33~唐谷川への分岐14:00~飯盛山北峰14:45~命の硬水15:33~スメール15:48 →(三重交通バス)→近鉄松阪
(7時間18分/16.3km,累計高度+/-:2006m/1934m)

御在所岳

当初は天候不順で来る予定はなかったのだけど,最終日は天気が良いようなので急遽御在所岳に行くことにした.雲一つない快晴だったけど風がかなり強くて冷たい.余りにも軽装備で子連れではリフトはおろか,車道を歩くことすら厳しかったので山頂は断念した.

朝陽展望台から山頂を望む

御在所岳は初めてだったけど想像以上に鈴鹿山脈の素晴らしさを発見できた.地理感もつかめたので単独縦走のレパートリーに早速加えることにした.そう考えるとロープウェイの年パス15000円はお買い得か.

菰野富士/鈴鹿山脈

子連れで温泉(湯の山温泉)に行ってきたついでに宿(希望荘)の前から登れる菰野富士に登ってきた.地形図以上に簡単な散歩だったけど,眺めは申し分なく,素晴らしいひとときが過ごせる素敵な山だった.

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山頂から四日市や伊勢湾の眺め

三之公林道からカクシ平

前日は河原でキャンプ.
10年ぶりくらいに焚き火をした.炎の揺らめきを見つめていると心が安寧になる.
グレタ嬢ほどではないが末端の環境活動家として,幕営地周辺の空き缶やらPETやらゴミを回収した.
相当綺麗になったと思うよ.

大迫ダムから見る柏木の岩場は迫力がある

翌日は雨模様で馬の鞍峰まで行かずに,カクシ平まで散歩して温泉入って帰った.
柏木の帰りに気になっていた馬酔木(あしび)焼肉店ってところに立ち寄った.奈良の山奥にもかかわらずGoogle先生の評価が結構高くて,しかもN数も大きくエビデンスレベルは高い.確かに安くて山帰りにちょうどいいレベルのおいしさだった.空いている時間帯ならリピートあり.

上高地~槍ヶ岳_day4

槍ヶ岳山荘から超特急で上高地へ下山.
槍沢ロッヂでの休憩が無ければ5時間くらいで下山できそう.
明神池コースは初めて歩いたけど,観光客が多くて遅々として進まなかった.
景色も取り立てて惹かれるものはなく(写真も殆ど撮ってない),次はないと思った.

朝焼けのキャンプサイト

帰りは私の愛する温泉へ.坂巻温泉というマイカーでなければ実に立ち寄りにくい秘湯へ.
私好み!温泉に限らず風呂は全て,誰もいないときに入る事が至高・究極の贅沢と思っている.

上高地~槍ヶ岳_day3

槍ヶ岳に登ることなく一日中レスト.
登山者の転落がないことを祈っていた.特に早朝と夜.ヘッドランプが転がらないか心底気になった.

マーキングが妙に目立つな

小屋に北鎌尾根の遭難者が多いことの警告が貼ってあった.
ここ数年結構な頻度で発生しているようだ.
7年前に訪れたけど,確かにルートファインディングを見誤ると懸垂下降やちょっとしたクライミングを要する気の抜けないコースだった.気軽に情報発信できてしかも読める時代だから,引き込まれる登山者も増えたのだろうか.でも今まで歩いた北アルプスのルートで最も面白いコースだったのは間違いないね.

山荘のロビー
少し雲が出ていたのが残念

上高地~槍ヶ岳_day2

天狗池コースで横尾尾根を経て槍穂縦走路に合流した.
知らないコースなので堪能した.登山者が減るけどお勧め.
槍ヶ岳を反対の尾根から眺められる贅沢なコースだった.
天気も中盤まで最高だった.

槍ヶ岳が顔を見せた

上高地~槍ヶ岳_day 1

上高地から槍ヶ岳(の肩)へ歩いてきた.
槍ヶ岳・・・には登っていない.

槍ヶ岳~上高地のルートは山を始めた頃にバテバテで歩いた記憶に残るルート.
もう15年の事だけど未だに鮮明に覚えている.思い出に浸れる素晴らしいルート.

槍沢ロッヂから:ムーン山が遠くに見えた瞬間ってこんな感じ!?

ムーン山ってのは知る人ぞ知るジャングル大帝に登場する山のこと.

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【行程】
day1 (7/29) 上高地11:15→明神12:15→徳沢12:50→横尾14:30→槍沢ロッヂ15:50
day2 (7/30) 槍沢ロッヂ 5:35→天狗池分岐7:30→天狗池8:45→南岳col10:50→中岳11:55→大喰岳12:25→槍ヶ岳山荘13:20
day3 (7/31) 停滞
day4 (8/1) 槍ヶ岳山荘5:00→ 天狗池分岐 6:10→槍沢ロッヂ7:05(休憩)→横尾9:10→徳沢9:50→明神池10:30→上高地11:25

高見山北尾根/台高山系

梅雨の合間を絶妙に縫って,約15年前に一度歩いて最後の最後で道をロストして大変な目に遭った高見山北尾根を歩いてきた.懐かしい記憶だけど10年経つと人間の記憶は風化するもので,検証してもどこで間違ったのかさっぱり分からなかった.多分P893mより手前の尾根をやや東寄りに下って,登り返して西杉自然遊園の東屋に至ったのだろう.1/50000地形図とコンパスだけで独り寂しく歩く中で様々な思考と錯覚に支配されていたのかもしれない.

北尾根に入ってすぐの小ピークにて

どころで以前たどり着いた西杉自然遊園だけれども,ネットの記事を見ていると閉園して野放し,荒れ放題となっているようだ.訪れる人も少なかったのだろう.階段とか東屋とか整備されていた記憶があるけど...なんだか時の経過を感じてしまうなあ.

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【行程】
たかすみ温泉10:25~高見杉11:30~小峠分岐12:05~高見山山頂13:20~三峰分岐13:50~P993m 14:05~大天狗岩14:30~黒石山15:20~差杉峠15:50~投石の滝16:40~たかすみ温泉17:35(17km,7時間)

額井岳~戒場山/室生山系

近鉄榛原駅から歩いて額井岳~戒場山を歩いてきた。榛原周辺の山で登っていなかった数少ない山の一つ。薄らと雪に覆われた山中はずっと独りで気持ちが良かった。室生ダムの湖畔を歩いて美榛苑の温泉に入ってきた。ダム沿いの水平道は気持ちよかった。我ながらNice choice.

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正面が額井岳

【Route】
6:50 榛原駅→7:35 入山→8:05 700m分岐→8:20 額井岳山頂→8:50 戒場山とのコル→9:05 戒場山→戒長寺 9:25→10:20 室生ダム→美榛苑 11:05→榛原駅 12:40(16.4km, 5時間50分)

蓮周遊/961m峰~布引山~迷岳

蓮ダムからダイレクトに961m峰を目指し,布引山を経て迷岳そして飯盛山へと縦走しスメールへ戻る周遊ルートを歩いた。

本日登る格好いい尾根(左奥に961m峰が聳える)

961m峰への登りが最大の核心だった。急峻な尾根に現れる脆い岩場が邪魔をする。特に700m付近はロープなしで突っ込んでいたら致命的になっていた。もっとも変な気を起こさずに事前のシミュレーション通り等高線の広い箇所へトラバースすれば問題ない。沢登りの巻きのようなルートだった。布引山からは美しい自然林を楽しめる。帰りの飯盛山ルートは疲れた体にはこたえた。2018年5月に歩いているけど,初級者向きじゃないな。

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帰りのスメール発のバスに間に合ったのが何より(温泉にも入れた)。
タイムリミットがある山行は久しぶりだけど,情報なしのバリエーションってこともあって緊張感が半端なかったよ。

<ルート>
10/31 松阪駅ビジネスホテル(混んでいた!!)
11/1 松阪駅→三重交通→宇藤木(9:02)→布引谷橋→取り付き9:26→500m尾根9:55→700m岩壁直下10:30→750m尾根10:55→961m峰11:23→1071m布引山11:53→1195m峰12:33→縦走路合流12:55→迷岳13:30→唐谷林道分岐14:10→930m峰(飯盛山南峰)14:30→809m峰(北峰)14:55→林道分岐15:08→登山口15:40→スメール15:47(合計12.5km, 6時間45分 累積標高 +1605m/-1472m)

東大台/台高山系

友人のPORSCHEに便乗して大台ドライビング・・・のはずが,狭い大台ヶ原ドライブウェイへ観光バスが突っ込むものだからイレウス状態になってお巡りさんが駆けつける事態に。衝撃・・・これで1時間ロスした。

終盤のハイライトとして大蛇嵓に殺到した人と,遅めに出発して先に大蛇嵓を訪れた我々が完全にバッティングしてアップルストア顔負けの行列に巻き込まれた。友人の初大台なので大蛇嵓は外せないのでスキップせずに並ぶことにした(=_=) これで1時間の追加ロス。

でも景色と紅葉は素晴らしかった!渋滞で引き返さずに粘った甲斐があった。

正木が原からの素晴らしい眺望

<ルート>
12:10ビジターセンター→13:00尾鷲辻→牛石が原→大蛇嵓分岐13:25→大蛇嵓14:30→15:05尾鷲辻→正木が原→15:45日出ヶ岳分岐→15:50日出ヶ岳→16:37ビジターセンター

霊峰石鎚山

夜行フェリーで四国に上陸し,6日にかねてより一度は訪れたいと思っていた石鎚山の頂を踏んできた。海から急峻に立ち上がる石鎚山系の山々は車で走っていいても迫力があった。

天狗岳山頂にて
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下谷駅8:40→ロープウェイ→成就駅8:48→石鎚神社成就社9:20→八丁9:40→前森社10:30→剣山10:50→夜明峠11:05→一の鎖11:15→二の鎖11:30→三の鎖11:50→石鎚神社12:15→天狗岳12:27→石鎚神社→12:50→夜明峠13:47→石鎚神社成就社14:58→成就駅15:30→駐車場16:00(6時間10分+ロープウェイ)

釈迦ヶ岳から不動木屋山/大峯山系

リハビリのために手頃な釈迦ヶ岳(1800m)に登ってきた。といっても林道なき時代は深山幽谷という言葉が相応しい大峰最深部である。下山はバリエーションにしてみたが,石楠花ブッシュと植林の急峻な下り+自然林の登り返しで熱中症のような強烈な脱力感に襲われやばかった。ルート取りが少々強引すぎた・・・

煩悩を見透かされているような図だな
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登山口10:30→1465m分岐11:25→古田の森12:05→1345mピーク14:30→1233m三角点14:40→コル→沢14:55→登山口15:15

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