御在所岳
当初は天候不順で来る予定はなかったのだけど,最終日は天気が良いようなので急遽御在所岳に行くことにした.雲一つない快晴だったけど風がかなり強くて冷たい.余りにも軽装備で子連れではリフトはおろか,車道を歩くことすら厳しかったので山頂は断念した.

御在所岳は初めてだったけど想像以上に鈴鹿山脈の素晴らしさを発見できた.地理感もつかめたので単独縦走のレパートリーに早速加えることにした.そう考えるとロープウェイの年パス15000円はお買い得か.
当初は天候不順で来る予定はなかったのだけど,最終日は天気が良いようなので急遽御在所岳に行くことにした.雲一つない快晴だったけど風がかなり強くて冷たい.余りにも軽装備で子連れではリフトはおろか,車道を歩くことすら厳しかったので山頂は断念した.
御在所岳は初めてだったけど想像以上に鈴鹿山脈の素晴らしさを発見できた.地理感もつかめたので単独縦走のレパートリーに早速加えることにした.そう考えるとロープウェイの年パス15000円はお買い得か.
前日は河原でキャンプ.
10年ぶりくらいに焚き火をした.炎の揺らめきを見つめていると心が安寧になる.
グレタ嬢ほどではないが末端の環境活動家として,幕営地周辺の空き缶やらPETやらゴミを回収した.
相当綺麗になったと思うよ.
翌日は雨模様で馬の鞍峰まで行かずに,カクシ平まで散歩して温泉入って帰った.
柏木の帰りに気になっていた馬酔木(あしび)焼肉店ってところに立ち寄った.奈良の山奥にもかかわらずGoogle先生の評価が結構高くて,しかもN数も大きくエビデンスレベルは高い.確かに安くて山帰りにちょうどいいレベルのおいしさだった.空いている時間帯ならリピートあり.
槍ヶ岳山荘から超特急で上高地へ下山.
槍沢ロッヂでの休憩が無ければ5時間くらいで下山できそう.
明神池コースは初めて歩いたけど,観光客が多くて遅々として進まなかった.
景色も取り立てて惹かれるものはなく(写真も殆ど撮ってない),次はないと思った.
帰りは私の愛する温泉へ.坂巻温泉というマイカーでなければ実に立ち寄りにくい秘湯へ.
私好み!温泉に限らず風呂は全て,誰もいないときに入る事が至高・究極の贅沢と思っている.
槍ヶ岳に登ることなく一日中レスト.
登山者の転落がないことを祈っていた.特に早朝と夜.ヘッドランプが転がらないか心底気になった.
小屋に北鎌尾根の遭難者が多いことの警告が貼ってあった.
ここ数年結構な頻度で発生しているようだ.
7年前に訪れたけど,確かにルートファインディングを見誤ると懸垂下降やちょっとしたクライミングを要する気の抜けないコースだった.気軽に情報発信できてしかも読める時代だから,引き込まれる登山者も増えたのだろうか.でも今まで歩いた北アルプスのルートで最も面白いコースだったのは間違いないね.
天狗池コースで横尾尾根を経て槍穂縦走路に合流した.
知らないコースなので堪能した.登山者が減るけどお勧め.
槍ヶ岳を反対の尾根から眺められる贅沢なコースだった.
天気も中盤まで最高だった.
上高地から槍ヶ岳(の肩)へ歩いてきた.
槍ヶ岳・・・には登っていない.
槍ヶ岳~上高地のルートは山を始めた頃にバテバテで歩いた記憶に残るルート.
もう15年の事だけど未だに鮮明に覚えている.思い出に浸れる素晴らしいルート.
ムーン山ってのは知る人ぞ知るジャングル大帝に登場する山のこと.
【行程】
day1 (7/29) 上高地11:15→明神12:15→徳沢12:50→横尾14:30→槍沢ロッヂ15:50
day2 (7/30) 槍沢ロッヂ 5:35→天狗池分岐7:30→天狗池8:45→南岳col10:50→中岳11:55→大喰岳12:25→槍ヶ岳山荘13:20
day3 (7/31) 停滞
day4 (8/1) 槍ヶ岳山荘5:00→ 天狗池分岐 6:10→槍沢ロッヂ7:05(休憩)→横尾9:10→徳沢9:50→明神池10:30→上高地11:25
梅雨の合間を絶妙に縫って,約15年前に一度歩いて最後の最後で道をロストして大変な目に遭った高見山北尾根を歩いてきた.懐かしい記憶だけど10年経つと人間の記憶は風化するもので,検証してもどこで間違ったのかさっぱり分からなかった.多分P893mより手前の尾根をやや東寄りに下って,登り返して西杉自然遊園の東屋に至ったのだろう.1/50000地形図とコンパスだけで独り寂しく歩く中で様々な思考と錯覚に支配されていたのかもしれない.
どころで以前たどり着いた西杉自然遊園だけれども,ネットの記事を見ていると閉園して野放し,荒れ放題となっているようだ.訪れる人も少なかったのだろう.階段とか東屋とか整備されていた記憶があるけど...なんだか時の経過を感じてしまうなあ.
【行程】
たかすみ温泉10:25~高見杉11:30~小峠分岐12:05~高見山山頂13:20~三峰分岐13:50~P993m 14:05~大天狗岩14:30~黒石山15:20~差杉峠15:50~投石の滝16:40~たかすみ温泉17:35(17km,7時間)
蓮ダムからダイレクトに961m峰を目指し,布引山を経て迷岳そして飯盛山へと縦走しスメールへ戻る周遊ルートを歩いた。
961m峰への登りが最大の核心だった。急峻な尾根に現れる脆い岩場が邪魔をする。特に700m付近はロープなしで突っ込んでいたら致命的になっていた。もっとも変な気を起こさずに事前のシミュレーション通り等高線の広い箇所へトラバースすれば問題ない。沢登りの巻きのようなルートだった。布引山からは美しい自然林を楽しめる。帰りの飯盛山ルートは疲れた体にはこたえた。2018年5月に歩いているけど,初級者向きじゃないな。
帰りのスメール発のバスに間に合ったのが何より(温泉にも入れた)。
タイムリミットがある山行は久しぶりだけど,情報なしのバリエーションってこともあって緊張感が半端なかったよ。
<ルート>
10/31 松阪駅ビジネスホテル(混んでいた!!)
11/1 松阪駅→三重交通→宇藤木(9:02)→布引谷橋→取り付き9:26→500m尾根9:55→700m岩壁直下10:30→750m尾根10:55→961m峰11:23→1071m布引山11:53→1195m峰12:33→縦走路合流12:55→迷岳13:30→唐谷林道分岐14:10→930m峰(飯盛山南峰)14:30→809m峰(北峰)14:55→林道分岐15:08→登山口15:40→スメール15:47(合計12.5km, 6時間45分 累積標高 +1605m/-1472m)
友人のPORSCHEに便乗して大台ドライビング・・・のはずが,狭い大台ヶ原ドライブウェイへ観光バスが突っ込むものだからイレウス状態になってお巡りさんが駆けつける事態に。衝撃・・・これで1時間ロスした。
終盤のハイライトとして大蛇嵓に殺到した人と,遅めに出発して先に大蛇嵓を訪れた我々が完全にバッティングしてアップルストア顔負けの行列に巻き込まれた。友人の初大台なので大蛇嵓は外せないのでスキップせずに並ぶことにした(=_=) これで1時間の追加ロス。
でも景色と紅葉は素晴らしかった!渋滞で引き返さずに粘った甲斐があった。
<ルート>
12:10ビジターセンター→13:00尾鷲辻→牛石が原→大蛇嵓分岐13:25→大蛇嵓14:30→15:05尾鷲辻→正木が原→15:45日出ヶ岳分岐→15:50日出ヶ岳→16:37ビジターセンター
しっとりとした美しい尾鷲道,倒木や崩落で荒々しい稜線, 稜線から見渡せる熊野灘とその島々,方向感覚を失う平坦な尾根,苔の絨毯,嘉茂助谷ノ頭へのナイフリッジ,沢筋の急峻な下り,長い登りの堂倉林道から眺める堂倉谷の美しさ,そして粟谷小屋から日出ヶ岳まで一気に登る500m以上の高低差。内容の濃いルートで大満足な一日だった。
Day 2
宿5:45→尾鷲辻 6:15→堂倉山 6:45→地池高 7:50→ P1344m 8:30→P1276m 9:35→ 嘉茂助谷ノ頭 10:20→分岐 10:45→堂倉林道 11:28→堂倉谷の橋 11:38→延命水(粟谷小屋手前) 12:28→日出ヶ岳 14:15→ビジターセンター15:00